シボ さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
振りかえりたくなるプロローグ
ガンダムシリーズは初代と0083、THE ORIGINなどは観たこと
ありますけどそれくらいのガンダム素人です。
そして久々のガンダムで女の子が主人公ってどうなんだろう?って
観始めました。
とにかくプロローグ良かったです。
愛娘、家族を守って散った父親。
そしてそんな中、まるでゲームのごとく無邪気にガンダムにシンクロして敵を撃破する少女の姿が逆に切なくて。
エンドロールの演出からして短い時間で劇場版1本を見たかのように
この世界観に引き込まれていました。
そしてあの幼かった少女が成長して今回の物語は本当のスタートを
向えます。
(すっかりそう思ってたのですがスレッタとプロローグの少女は違うって考察を読んで??ってなってます。
以下の感想は自分がスレッタ=プロローグの少女とずっと思い込んで観てたままの感想です。)
スレッタのちょっと大袈裟に感じるくらいの自信のない動向やしゃべり方は少々ストレスに感じちゃうとこもありますけど、
それでも所々で見せる母の表情を隠した仮面の隙間からの涙、
あのプロローグを知ってしまってるからこそ。
ここに至るまでの二人の平坦じゃなかっただろう歩みが想像されて
スレッタを暖かい目で見れちゃいます。
序盤は兵器を扱うには思考が幼すぎるだろっ!?って思っちゃうくらい
決闘が稚拙に感じちゃったとこもあったけど、
大人たちの経済、主導権の奪い合いの中、
学生達は分かっててそのゲームに参加してる気がしました。
利己的な大人達への学生達の逆襲って雰囲気で楽しく観てたのに
終盤は、人死にまくりな戦争ものになってました。
まあ本来ガンダムは戦争ものか・・!?
物語はスレッタの衝撃行動によって1期は唐突に終わってしまいます。
戦争を知らない子供達の学園もの+平行してプロローグでの母親の
復讐劇って感じで楽しんでたのに
ちょっとこの状況では2期を続きを見なくては正直この作品について
評価もしようがありません。
とにかく続きがどうなるのか気になります!!
音楽はOP、ED共に最高に聴きやすくて中毒性のあるメロディーで
最高でした。
OP、YOASOBI「祝福」
もう何度聴いたかって感じだけどテンポの良い良曲でした。
ワクワクするような盛り上がりの中に少し切なさも感じるメロディー。
この曲が
気に入ったので久々にガンダムを見ようってなったとこ正直あります。
EDはシユイ「君よ 気⾼くあれ」
自分が好きな楽曲を沢山手掛けてるsupercellのryoの作品。
唐突な転調が聞けば聞くほどに癖になる曲でした。
2期はもう少し分かりやすいと嬉しいのですが・・。