ヘラチオ さんの感想・評価
3.4
物語 : 3.0
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
67.4kgごときでこうはならんやろ
愛情深い性格ゆえに、これまでの人生、ダメ男ばかりを引き寄せては、何度もだまされてきた母・肉子ちゃん。とんでもなく豪快で、子どもみたいに純粋な母に比べて、しっかりもので大人びた性格の小学5年の娘・キクコ。ふたりは肉子ちゃんの恋が終わるたびに各地を放浪し、北の漁港の町へと流れ着く。漁港で途方にくれる母娘の胃を満たしたのは、一軒の焼き肉屋「うをがし」の焼肉だった。妻に先立たれ、店をたたもうとしていた店主・サッサンは、目の前に現れた肉子ちゃんを”肉の神様”だと思い、「決しておなかを壊さないこと」を条件に肉子ちゃんを雇いいれる。こうして、サッサンが所有する漁港の船を住処に、肉子ちゃんとキクコの新しい生活が始まった……!というあらすじ。
西加奈子さんの2011年に刊行された小説が原作
どことなく東北の太平洋側ぽい雰囲気だなと思ったら石巻とか女川をモデルにしているらしい。原作中では日本海側らしいけど。
水商売勤めでも勤めでなくても、謎な男を捕まえては貢いでしまう。最後の女遊びはしないけど、本を買うだけで全く仕事しない自称小説家を追いかけてとある漁港へ。
どう考えても体重80kg以上ある感じでしょう。
眠気に勝てずに居間でぶっ倒れているのは睡眠時無呼吸症候群でしょうか?
一生懸命頑張る肉子と学校で気になる男の子がいたり、女の子同士でのちょっとしたいざこざに巻き込まれたりするキクコの取り留めのない話が大半でただの兎に角明るい太った母と全く似てない娘のほんわか物語かと思ってたけど、最後のほうキクコの実の母の話が少し。
同じ職場で出会った肉子の妹分の子供だったと。妊娠できない体だと思っていたのに、できちゃった。
どこから種拾ってきたんでしょうな。
肉子とキクコの名前が漢字違うだけで読みが同じなのは姉として慕っていたから。
4歳から気付いていたのか。
捨て子か悲しいなあ。若気の至りに耐えられなかったのかな。
今でも実親と肉子とのやり取りはあって実親は新たに家庭を築いて子供を授かってキクコの大切さに気付いたと。
運動会のカメラぱしゃぱしゃ、キクコの握ったおにぎりを持って消えた伏線回収。
今更、後悔しても遅いやあ。産みの親より育ての親。
あんだけ大好き言われたら泣きまさあ。その前にボロクソ言って下げてから上げるスタイル。
やっぱ親子愛は良いなとしみじみ思いました。
何も考えずに見られるし、温かい気持ちになれる作品です。
あんま流行らないとは思うが。
キクコは人の見ていないところで変顔する癖がある二宮のことが気になる様子。ことぶきセンターで模型をつくる治療中のようだ。チックみたいなものよね。本人の意志ではどうしようもない。キクコ自身も独語が。思春期あるあるも織り交ぜているのかな?
エンドロール前のおめでとうは生理が来たってことでよろしいかしら?
大人への大きな一歩。
さんまと大竹しのぶが出ると不思議な気持ちになる。
主題歌
イメージの詩 稲垣来泉
ED
たけてん GReeeeN