Puny さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
博多は、人口の3%が殺し屋という偏見
ミステリーではなく、殺し屋の話。
殺される方が、クズ過ぎて勧善懲悪にすら見え
胸がすく思いがする。
キャラも立っているし、物語も面白い。
が、殺人が許される訳でも、恰好いい訳でもない。
博多と言えば、豚骨ラーメンと明太子なのは良いが
人口の3%が殺し屋という設定には吹いた。
修羅の国は、北九州だと思うが・・・ 混同してない?
ヒロインは・・・
{netabare}
ヒロインは、女装した男の殺し屋。
口が悪く、直情的だが、母親と妹の借金を返すためだったり
親友に裏切られた過去があったりの事情持ち
もう1人のヒロインは、バーのマスター(ゲイ)
物腰柔らかで、言葉遣いもおっとりしているが、
肝が据わっており、修羅場をかいくぐってきた感じ。
主人公は探偵で、正体は・・・ バレバレ。
いつも飄々としており、つかみどころがない性格。
ヒロインや、情報屋の少年の過去は語られるが、
主人公の過去は、断片的にしか分からない。
男ばかりで、大人の女性は、ほぼ出て来ない。
主人公のグループ以外は、裏切り裏切られる世界。
親友に裏切られた過去を持つ、ヒロインが、
主人公達を、信用できるようになるまでを描いている。
タイガーマスクと、あずみを彷彿とさせられた。
{/netabare}
人を信じることの難しさ。が、テーマなのかな。