ヘラチオ さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.0
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
静かに迎えるクライマックス
ある事情で家を出てきた17歳のユイと、両親を事故で亡くしたショックで声を失った8歳のひより。居場所を失った二人は、ふしぎなおばあちゃん・キワさんと出会い、海を見下ろす岬に建つふしぎな古民家“マヨイガ”に住むことに。なりゆきでキワさんに着いて来てしまった二人だったが、訪れた人をもてなす伝説の家“マヨイガ”、そしてキワさんの温もりに触れ、それぞれ傷ついた心は次第に解きほぐされていく。そんなある日、キワさんを訪ねて“ふしぎっと”と呼ばれる優しい妖怪たちがやって来た!町で相次ぐ怪異の原因を調べるためキワさんに力を貸しに来てくれた彼らを見て、ひよりは自然にふしぎっとの存在を受け入れるが、ユイは“伝説”と思っていた存在が目の前に現れたことに戸惑いが隠せない。ふしぎっとの存在と共に、キワさんは昔からこの地に伝わる伝説“アガメ”のことを語り出す。というあらすじ。
東北の震災後をイメージしているのかな。
遠野が出てくるから岩手県が舞台の様子。
ユイの父親なかなか酷いもんだ。
妻が逃げたのを娘のせいにするとは無能の極み。
ひよりも声を失って踊りの稽古に誘われても音に反応して辛い思い出でもこみ上げるのか生活が難しい。会話も全て筆談。
もてなしが凄いマヨイガとおばあちゃんのぬくもりで自然と二人は家族並みの強い絆。
東北の妖怪たちが出てくるも静かに進行すると思っていたら急にクライマックス。
でも、意外とあっさり解決。これはあくまで僕の印象であってそうでもないと思う人もいるでしょう。見ながら若干意識飛んでいたので。
ユイが父に連れ去られそうになったところで、ひよりの声が戻って笛吹きもできるように。
おばあちゃんはひよりの実祖母かい。そうでもないように描いているように思えてびっくりした。
主題歌
マヨイガ 羊文学
主題歌は羊文学。なんか独特の世界観。