天地人Ⅱ さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
新SFスーパー英雄(?)列伝87
レミー
「ジョウ、このままじゃあサンキューが・・・」
ジョウ
「ああ、わかってる、でもこのままじゃあ」
(チャ~チャラララ~♪チャ~チャラララ~)
どこからともなく音楽とともに現れる飛影そして飛影と合体したメカによりあっという間にサンキューが(違)
まあ、こんな感じ(おいっ)にピンチに陥ると、どこからともなく現れる忍者メカの飛影によってたちまち形勢逆転となって、敵をやっけるアニメです。
ぶっちゃけ個人的な好みを別にすれば、打ち切りになる位しょーもない作品かもしれません。
話は侵略された異星の姫様が、助けを求めて地球に伝説の忍者を探しに来るというトンデモ展開に、戦闘シーンでこれでもかと繰り返されるバンク映像に俺~の心は爆発すんぜ~ん(by ジャスピオン)
じゃあ何が個人的に引っ掛かったかというと
①主題歌の魅力
オープニングの「LOVEサバイバー」がテンポが良くて作品に合ってるんですよね、これが。
まあ、途中でハートマーのクロミナ姫とレミーのカットが入るのはご愛敬ですが(苦笑)
②ヒロインの魅力
ヒロインである主人公の幼馴染であるレミーとロミナ姫が可愛かった(当時ですが)んですよ。しかも声優が音無響子と浅倉南もとい天道あかねの2人という、高橋ファンには夢のようなキャスティイングで、でニヤニヤしながら観てました。
③敵の魅力
一応敵はザ・ブーム軍なんですが、敵の皇帝は打ち切りの影響で最後はあっさりやられちゃいます(おいおい)
途中からジョウへの嫉妬(ロミナ姫を愛してる)のあまり、敵に寝返ってしまうイルボラに至っては、何をやってるのかめちゃくちゃでしたね。
では、何故気になるかと言うと、敵の一人であるハザード長官の小悪党ぶりですかね。
強いものにはひたすらゴマをすりまくり、人質をとったりと卑怯な作戦を実行。
ザ・ブーム軍に従いながら使用する量産型忍者メカを密かにチョロまかしていて、最後にはそれを使って地球侵略を企てるものの、あっさりやられてしまうと言う情けなさ。
声を担当した青野武さんの影響が大きいのですが、憎めないキャラでした。
打ち切りの影響で、結果的に彼がラスボスになってしまうという展開には笑ってしまいました。
(しかも総集編ではナレーションもやるという大活躍)
④飛影の魅力
ピンチになると現れ三つのメカ(黒獅子、鳳雷鷹、爆竜)のどれかと合体して敵を倒す飛影がとにかくカッコ良かったです。
メカによっては手足を収納して合体するんですが、途中から黒獅子の搭乗者であったジョウと合体することになるんですけど、ジョウ。体どうなってるの?あと、全話(43話)通じて爆竜と合体するのが、たったの2回!
このツッコミ所満載の内容がミョ~に気になるアニメでしたね。