タイラーオースティン さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
ミリタリー色の強い作品
アル少年の視点からの戦争を描いたガンダム作品。
ガンダム作品としては戦闘シーンは少ないながらも臨場感の高いものがあり、終盤のケンプファーとの対決からクライマックスのザク改との一騎討ちまで見応えがありました。
個人的にはジオン兵と接触していたアル少年がよくよく考えるとなかなかエグい事に加担していながらも背伸びした大人の感覚で手伝いをしていたのが印象的で、ただ戦闘で面識のあるジオン兵達がどんどん命を落としていく中で唯一生き残ったバーニィと反発したり協力したりしながら最後バーニィがガンダムに立ち向かい散っていく所まで見届けて成長していくさまも掘り下げられておりました。
重みのあるガンダム作品ながら反戦物としても優れたものがある一本だったと思います。