タック二階堂 さんの感想・評価
2.7
物語 : 1.5
作画 : 2.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:途中で断念した
あやねるアーニャが3人のウソにツッコんでいく。
詳細は公式でも。
講談社『別冊少年マガジン』連載中の橿原まどかさん原作のアニメ化作品です。制作はスタジオフラッド。
仲良し女子中学生4人組。でも、それぞれが人に言えないウソをついています。1人は宇宙人大佐、1人は抜け忍のくノ一、1人は双子の姉と入れ替わりで女子中学に入学した男子、そして残りのひとりは人の心が読めるエスパー。
=====初回視聴後、所感です。
{netabare}
うん。初回はテンポの良いギャグが冴えた良回でしたよ。
基本、3人がボケで、あやねる演ずる“アーニャ”がツッコんでいくという図式。これね、ツッコミ役が上手だから作品として成立するんですね。いい例えではないかもしれないんですが、「のんのんびより」の夏海のようなツッコミなんですね。
話自体は荒唐無稽ではありますが、それを引き締めているのがあやねるのツッコミと言えると思います。作品全体の雰囲気は「あそびあそばせ」ってなところかしら。
まあ、水準以上の面白さではありました。これは追っかけてもいいかもしれません。というか、始まる前は期待が大きかった作品なので、期待通りの発進だったと思います。
{/netabare}
=====第5話視聴後、追記です。
{netabare}
どうやら完全なる「出オチ」作品だったようです。
初回、2話こそ、そこそこ楽しく観られましたが、3話以降はマンネリ&ギャグが面白くないと感じてきました。
そして、この5話は本当にひどかった。
もはやギャグだかどうだかもわからないネタ。しかも、テンポが恐ろしく悪い。特に海でナンパ男を千代さんがぶん投げたあとの展開がもうね…
ギャグよりにするなら、ナンパ男をあんなイキリ野郎にすることはないと思いますが…
4人がそれぞれ泣くシーンも、絵のテーストがバラッバラ。
気を取り直して海で遊ぶ無声のシーン長すぎ。萌えアニメじゃないんでしょ?
大佐が偽札を使ったというオチもさ、テレビの報道番組のくだりが冗長です。
薄っすいカルピス飲まされたような回。
たいしたネタもないのに、無理やり1話に膨らませて作りましたという感じ。
ちょっと、これは厳しいなあ。初めて1話がめちゃくちゃ長く感じました(悪い意味で)。
{/netabare}
=====第6話視聴後、追記です。
{netabare}
うーん…
あくまで推測でしかないのですが、やはり制作陣の経験不足が出てしまっているのでは?
作り方次第では見られる作品になるような気はするんですよね。でも、会話というか、ボケツッコミのテンポが致命的に悪い。そして、オチが弱いというか、流れるような感じがしています。
あるいは逆に、視聴者すらツッコめないぐらいボケ倒すというのもアリかと。好例が、同じ週に放送された「アキバ冥途戦争」の第8話。もう、全力で制作陣が大ボケを投げて、しかも誰もツッコまないという。ギャグアニメという同じカテゴリーでは、足元にも及ばない出来です。
{/netabare}
=====第7話視聴後、追記です。
{netabare}
放送曜日が悪かったかな。
どうしても、これの前に「ぼっち・ざ・ろっく」を観ることになるわけです。
いやあ、あれを観たあとだと、つまんねーことつまんねーこと。
OPでエアバンドみたいなことやってますけど、なんか恥ずかしくなっちゃいますよね。覇権アニメと比べられてはね…
おそらく、こういう構図は変わらない以上、これが面白いと思える未来が見えないです。ここで断念します。
{/netabare}