Bハウス さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
遅れてきた大物
アイドルマスターゼノク(ryが放送されて以降
さまざまな男女アイドル達が喜び、苦しみ
そして舞台上では笑顔を見せ歌い踊ってきた
世はまさに大アイドルアニメ時代
そんな中かつて「ときめきメモリアル」で
ギャルゲーというカテゴリーを産み出した
コナミが満を持して参戦
監督はウマ娘プリティーダービーを
担当した及川啓氏を招聘し
制作スタジオはスタジオ櫂
果たして今回はどんなアイドル達が
我々の前に姿を現すのか!
バンドリのゆにこ風に書いて見たけどどうっすかw
作品の構造はアイマス、アイドリープライドのように
男性視点からアイドル達の等身大を描き
ストーリーラインはラブライブと同様
1周年コンサートで中野サンプラザ埋めないと解散のヤマを作り
その後は各キャラクターについているカセを解きほぐしていく
アイドルアニメとしてはオーソドックスで
評価が上がらないタイプだと思うけど
高評価にしたのはなんだかんだ言って
TINGSの各キャラクターを応援したくなる
みんながアイドルを目指すきっかけはホタルのライブを見てから
それぞれ夢や希望を膨らませアイドルになったものの
現実は厳しく定期ライブで100人の半分も埋まらない
理緒や杏果は目の前に突きつけられた現実を痛感し
次第に自信を失っていた
序盤は二人に対してマネージャーの直輝が
それぞれの武器を見つけてセンターに立たせる事で
自信を取り戻させる
本来5人で組んでいたTINGSだったが
雪音と紅葉は突然脱退し二人組で活動していた
その理由はセンターである春が実力を隠していたことを
雪音が知ってしまい
本気を出させるために所属事務所の社長
優希が指示して別れさせたものだった
ユニットとして再び5人組に戻す為
直輝、理緒、杏果がそれぞれを説得しようとする
春が本気を出さない理由
それは幼馴染だった蓮と一緒に
かつてハイレーンとして選抜されていた
センターオーディションで抜きに出た実力を見せつけた春
蓮が人知れず悔し涙を流しているのを見て
すべての人を笑顔にさせたくてアイドルになった春は
ショックを受け事務所を退所する
優希がスカウトしてTINGSに加入したが
同じ傷をつけたくないという思いから
本気を出せずにいた
だが4人は本気を出した春について行く
怖がるなと言って励まし再び5人組となる
この設定が傲慢と評する人も多いけれど
春は理緒や杏果にダンスの差があるのを
考えてバランサーの役割をしていたと序盤にあるので
個人の性格として成立していたと思う
まあ〜だからラブライブに似ていると書くんだがw
5人組に戻り中野サンプラザのチケットを完売させたが
ここで今や人気アイドルに成長したハイレーンの蓮が登場
春が別のアイドルユニットで活動していると知り
同じステージに立てるよう懸命な努力をしてきた
今の実力なら一緒にできると語り
ハイレーンに戻るように春を誘う
杏果はTINGSから渡すつもりはないと突っぱねて
中野サンプラザのコンサートで実力を見せ
その結果で勝負すると決めることに
他の4人にはそれぞれ持っている武器があるが
自分には人に合わせることしか出来ないと
悩む杏果に直輝が再び助言をする
中野サンプラザのライブで春と杏果が
ツインセンターのフォーメーションで歌い
そのパフォーマンスを見た蓮はTINGSの実力を認めた
かいつまんで書いて見たが結構強引だな
しかも杏果役の声優さん(リアルアイドルの方)は
日テレアニメ特有「ナナマルサンバツ現象」で
棒に聞こえていたからそこで切った人は多いだろう
しかしライブ作画は毎回安定していたし
理緒が二人よりワンテンポ振りが遅れている部分なんて
チャーミングと感じるほど可愛く仕上げている
楽曲の作詞ヤマダヒロシさんは
ソニーレコード所属のリアルアイドル楽曲を書いていて
アニメのタイアップだとTOKIOの「19時のニュース」
個人的嗜好では椎名へきる女史の「愛のてんこ盛り」を書いており
アイドルソングとしてのクオリティは畑亜貴先生を凌ぐ
ウマ娘には及ばないけど
クオリティの高い良い作品だったなと
ちなみに今度リアルライブするが
TINGS以外にハイレーンとホタルも歌うのだとか
それはアイドルフェスじゃなぁ〜い
老婆心になるが春役の鈴代さん
結束バンドのイベント被らないように
芳文社とコナミはちゃんと話つけようなw
余談
そういやゼノグラシアって制作サンライズ
脚本花田十輝先生だったんだよな
スーパースターはラブライブのゼノグラシアなんだよ
ロボ出てこないけど(爆)