ato00 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:----
映像は古いけどオリジナルの方が馴染みます。
80年代前半の長編ドタバタラブコメです。
新作リメイク版が始まったの記念して、1話目を観てみました。
冒頭から地球の存亡をかけた鬼ごっこ。
ただ、あの有名なシーンは段違いの過激さ。
今じゃ深夜アニメでさえも隠しているのに・・・
古き良き昭和の匂いがしました。
やっぱりOPの出来がすばらしい。
「ラムのラブソング」は昭和のアニソン界を代表する名曲でしょう。
スピーディーで愛らしい映像、可愛らしい歌詞とキャッチーなメロディー。
一周回って、新鮮です。
このアニメ、ドタバタラブコメの草分けってところかな。
後世の作品に多大な影響を与えたものと思われます。
とにかく、色んなものが破壊される。
命の危機がそこかしこに。
激しい演出がシュールさに直結し、手放しで笑えます。
ここからキャラがドンドン増えて行って新しい展開に?
いえいえ、あたるがふわふわ、ラムちゃんがビリッの基本は変わりません。
手を変え品を変え四年半もよく放送したものです。
このアニメ、吉本新喜劇みたいな「考えたら負け」の作品だと思います。
レビュータイトルに書いたように、令和「うる星やつら」の作画の方が綺麗です。
でも、その分よそよそしい雰囲気があるかも。
とくにラムちゃんの髪の色がちょっと。
もっとビシッと緑色にしてもらえないかな。
パステルなエメラルドグリーンは慣れないかもしれません。