Dkn さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
一話
時代を象徴する大人気作「うる星やつら」のリメイクですねー
これからはオリジナルの方が旧作と呼ばれることになるでしょうか
新旧声優対談でもそう呼ばれていましたね
オリジナル声優が親世代に起用されたのがとても嬉しい
「うる星やつら」は高橋留美子先生の原作、才能あふれるアニメ制作陣に
ここから何十年も活躍する声優陣の名演で生み出されたTVアニメなので
ぶっちゃけどう転がっても批判はあるだろう事はわかりきってます
なので新作はどこまでリスペクトを持って似せながら
旧作の持つセンスを踏襲できるかにかかっていました
一話だけの感想ですが
いや~、めちゃめちゃ頑張ってますね
作画したアニメーターも引き継いだ声優も音楽を担当した制作陣も
リスペクトと愛に溢れた作りになっていて、みんな大好きなんだな…わかるよ
ってな気持ちで、同じ旧作ファンとしてうんうん頷きながら見てました
本気で現代に蘇らせようって気概が伝わってきます
第一話のギャグパートであれだけやれてるんだからこなれてきた時の
神谷さんと上坂さんの演技がとても楽しみです
リアルタイムでも、現代でも、良いものは世代を超えて良いものなんだ
そう感じられる、新旧クリエイターの入り混じったコラボレーションだったと思います
当時のスタートは諸々の事情でギャグ中心の作りだったこともあり
テンポ重視でラムちゃん側の心情や表情の変化をあまり重視してませんでしたが
新作はしっかりと描写してて面白い差異を作れてるなと思います
どっちが上だとかは野暮なので言いませんが素晴らしい点は新旧の双方にありますね
あと、やっぱりあの時代のアニメ好きとしては
押井守が好き勝手やってたんだなとしみじみ思いました(笑
高橋留美子の世界観にそんなもんねえよってのをやりまくってましたから
それが面白かったし、アニメ版がいまだに愛される理由でもあります
クリエイターの個性がぶつかり合って生じたビックバンですね
新作はリメイクなので、当時とは違う点で神経を使っているでしょうし
そこも踏まえた上で観ると面白いです
あとOP.EDめちゃめちゃ可愛かった~ そうそうリメイクってこういうこと
これからも応援してますー 走り抜けろー