秋川 さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
回想が長いのにバトルシーンが短くて戦士があっさり死にすぎ
辰、巳、午、未、酉、戌、亥は瞬殺されてました。
亥や戌は意外性があって面白かったです。
1話で長い回想があった主人公ぽい猪が、まさか1話で殺されたのは驚きました。しかもここで卯の能力が明かされるのですが、死体を操る能力「ネクロマンチスト」を初めて聞いた時はその圧倒的チート能力にワクワクしました。
2話で強キャラ感のあった戌が、酉に殺されるのも意外性あって面白かったです。戌の自分の体内で解毒剤を生成できる能力はかなりのアドバンテージなのでこれは戌が優勝するんじゃないかなと思っていました。ですが、自分が利用しようとしていた酉に殺されるとは驚きました。ワンマンアーミーを施した酉に殺されるのは皮肉でした
でも他の戦士はあっさり殺されてる上に意外性もなんもないから拍子抜け感が強かったです。
巳は十二大戦が始まる前に殺されてるし午は火事で死んでるし、辰と羊と酉は、ストレートに負けてましたね。未に関しては大丈夫かなと思って見てました。いくら寅を見下してるとはいえ、ボマーの未が近接戦を得意とする寅に近づいてはダメだろうと思いました。
あと回想がつまらないくせに長いのも微妙でした。ほぼ辰巳兄弟の回想だけの回は本当に早く終わってほしかった。
後半の寅、丑VS辰巳兄弟(死体)のバトルは面白かったんですけどやっぱすぐ決着着くのが残念でした。丑と寅の共闘は熱かったです。
そしてまさか子が勝つとは思わなかったです。十二支の逆の順番に死んでいくのが分かってるとはいえビックリでした。卯、丑、申を3人まとめて羊の爆弾で葬るのは爽快でした。面白かったです。でも子のハンドレッドクリック、チートすぎないですかね。
「100回繰り返しても無理なものは無理」とか「じゃんけんみたいなもの」とか子は言ってたけど他の分岐の記憶を保持したまま新たな分岐に臨めるのは強いと思います。子自体の戦闘能力が低いので他の分岐では呆気なく死んでましたけど鍛えればより強力だと思いました。
最終回が良かったです。他の分岐では子が呆気なく他の戦士にやられてたりしてて面白かった。巳とか亥が他の分岐では活躍してたのも新鮮だった。子が他の戦士達に願いを聞いて回るのも興味深かった。亥のハーレム宣言とか笑いが止まらなかったですね。ギャップがすごかったw
回想が長いわりにバトルシーンが短くてかなり不満だったけど6話くらいまでとラスト2話は面白かったので満足度は3.5です。