しるばぁ さんの感想・評価
2.0
物語 : 1.0
作画 : 1.5
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 1.5
状態:途中で断念した
主人公の能力は使役ではなく、願えばなんでも叶う能力。
勇者になれる程の経験を積んだPTが一職業の常識すら知らないなどあり得るのか。
後々追い出す職業を、何故仲間に引き入れていたのか。
偵察からの不意打ちが主体なら、何故偵察役をクビにするのか。
など、正直切りがないので置いときまして、一番の疑問である使役について。
使役。
ウサギ型の魔物など動物に対して洗脳、命令をし一方的にメリットとデメリットを無視して仕事をさせる能力であれば理解できます。
これなら通常一体の使役が限度で、同時に複数体を洗脳できる主人公凄い!が設定としてまだギリギリ生きると思います。が、ヒロインの登場でぶっ飛びます。
人間と同等の知能を持った猫耳族が自ら使役してみないか提案をし出した時点で洗脳の線がなくなり、命令に強制力が無いことが証明され、何故鳥や兎が主人公の命令に従うのかが理解できないものに。
一人旅を難なくこなし、人間と同等の知能に最強といわれる身体能力と戦闘力を兼ね揃えたヒロインが使役を提案し出すメリットも語られず、出会って数刻(?)の主人公に隷属を誓うというなんともまぁアレな。
二話で使役についてもう少し噛み砕いてくれるのかと期待をして視聴しましたが、完璧にスルー。
腕相撲のくだりでヒロインに人権が無く、ヒロインもそれを良しとするギャグに思わず笑いが出ましたが、二話切りします。