横比較無用ノ介 さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
非現実だからこその笑い
メイドと893。混ざらないもの無理に混ぜる、そのギャップが笑いになる。
登場人物が歌舞伎町のホストだったら、とても笑えない。
あるいは、「メイドは暴力的存在」ならば「メイドは○○」。
仮定が偽なので、○○が何であれ、命題は真。
なので、目茶苦茶やっても正当化される。(本当か?)
究極の悪ふざけアニメ。
だが、テンプレ異世界ものが量産され続ける業界への、強烈なスパイスにもなっている。
こういう表現限界ギリギリの挑戦も必要。
暴対法以降、戦中戦後のアウトローを描く作品は、地上波からほぼ姿を消した。
だが、たくさんの映画が作られ、ときに一世を風靡したのも事実。
本作の背景には、そういう文化の蓄積がある。
知ってる人と知らない人とでは、この作品の感じ方は違うだろうなあ。
以下、各話短評。
1話 {netabare}オタ芸の応用利用がすごかった。パンパンパン!{/netabare}
2話 {netabare}結局最後は、逝ってらっしゃいませ、だったなあ。パンダ何者?{/netabare}
3話 {netabare}どうですかジョー小泉さん? 最近見なくなった見事なクロスカウンターでしたね。{/netabare}
4話 {netabare}洗脳は恐ろしい。ランチャーまで所持してるって、どんだけ~。{/netabare}
5話 {netabare}系列店同士で抗争勃発。なんとなく方向性が見えてきた。{/netabare}
6話 {netabare}ラーメンで義姉妹の契りとは。それを仕切る親父も何者?{/netabare}
7話 {netabare}赤バット、壮絶な最期でした。とんとことんは獅子身中の豚ですな。{/netabare}
8話 {netabare}野球でボコり合う会。果たして、なごみの殺らない主義は冥道を制するか?{/netabare}
9話 {netabare}メイドフェスで下剋上。が、絶縁されず。凪の今後の出方は? 取り立て屋、さようなら。{/netabare}
10話 {netabare}やはり嵐子は幸せを掴めないのか。御徒町の正体も判明し、いよいよクライマックス。{/netabare}
11話 {netabare}ラスボスとの対峙。絶体絶命の状況を、嵐子となごみで乗り越えた、と思ったら...{/netabare}
12話 {netabare}凪がぶれすぎ。そりゃ、いずれ消えるよね。涙を乗り越えたなごみの勝利でした。{/netabare}