天地人Ⅱ さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
新SFスーパー英雄(?)列伝72
主人公達が十二宮編でセブンセンシズに目覚める前に、テレビの前の少女達をいろんなモノに目覚めさせてしまった罪な作品ですね(おいおい)
シスコン星矢、露出狂紫龍、マザコン氷河、ブラコン兄弟の一輝と瞬、マゾっ子邪武(?)・・・いや~っ、よくこれだけ揃えたもんです(違)
でも、これが冗談とは思えない位(狙ってたかもしれませんが)本来メインである男の子よりも、当時の女性に人気が出てました。
ただ、それだけではなく、星矢達聖闘士の熱い闘いが、当時の男の子達のハートをガッチリ掴んだ作品でもありましたね。
観ている視聴者全てが黄金聖闘士どれかの星座になりましす、そういう意味でも作品に入り込みやすかったと思います。
また、聖衣(クロス)の設定も良かったですね。
ただ、いろいろと残念な点も個人的にはありました。
①可哀想な邪武
本来、主人公である星矢のライバルとして作者が考えていたユニコーン邪武ですが、星矢とかぶりすぎていたためか、冒頭の銀河戦争編で瞬にやられて以降出番が(涙)ユニコーンギャロップという必殺技もあったし、女神(アテナ)である沙織の事を一番思っていたのは彼だったんですけど(汗)
②ぶれまくりの教皇の設定
アニメが始まった段階で教皇=双子座のサガという設定が明らかでなかったせいか、途中まで明らかに私利私欲を求める小悪党的な描写になってしまったため、十二宮編であの教皇が何故とか言われても説得力ゼロでした。
③悪の権化とかしたデスマスク
全国の蟹座の子供達を絶望のどん底に落としてしまったその罪は大きいぞ(おいっ)黄金魂があって、ホント良かったね(ん?)
④鋼鉄(スチール)聖闘士他
原作においつかないためだと言うのは分かってるんですけど、クリスタルとかスチールって無かった方が良かったような。
クリスタル聖闘士なんて、氷河の師匠だったのに、後半は無かった扱いになってしまってかわいそうでした。
そんな欠点もある、このアニメですが、やっぱり観ると萌え・・・いや(小宇宙が)燃えますし、面白かったです。
ポセイドン編は原作に追いついてきたせいか、ちょっとでしたけど、好きな作品のひとつです。
君はユウキコスモを感じたことがあるか(いや、それはイデオン・・・)
おまけ
星矢
「(ズシャ)ううっ」
白銀聖闘士
「諦めろ、貴様のネタなどオレには効かない。」
星矢
「あ、アテナが待ってるんだ、くらえペガサス銀英拳!」
白銀聖闘士
「ムダだ、聖闘士に同じネタ(おいっ)は通用しな・・・な、何だ、この小宇宙(コスモは)うえわーっ」
という訳で、これからも同じネタを使いたいと(ぎゃ~~~~っ)