タイラーオースティン さんの感想・評価
3.4
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
主人公がちょっと存在感薄い
前作でどん底から様々な逆境を乗り越えて成り上がった主人公の尚文でしたけど、本作の最大のピークて、そこだったんだろうなぁ。
名誉回復をして迎えた二期ではそれなりの地位や普通に強キャラにもなってしまったこともあり、パーティーのリーダーとしてラフタリアやフィーロ、それから新しく加入したリーシアといったメンバーや他のキャラ達の描写の方が目立ってた印象でした。
途中から無限迷宮からの日本の江戸時代をモチーフにした異世界での冒険も描かれており、二期ではこのあたりが個人的に面白かった印象で、ラフタリアが刀の勇者となったりと見所もありました。ただ、キョウやカズキといった敵サイドが主人公サイドを口汚く煽っているだけの3流悪党で物足りなかったのが残念で、それなら災害レベルのデカい化け物とかがラスボスで控えていた方がマシだったかも。
個人的にはリーシアにしろキョウの幼馴染だったヨモギにしろ人を見る目がちょっとアレだなと感じるキャラが目立った印象。でも、それは1期のヴィッチ(アバズレ)に対する元康たちの例もあるので御愛嬌なのかな。
不満点もありましたが、それなりに楽しめたので3期も観ようと思います。