テングタケ さんの感想・評価
2.5
物語 : 2.5
作画 : 2.5
声優 : 2.5
音楽 : 2.5
キャラ : 2.5
状態:観終わった
ビミョー
当然1期の続きですが、1期から4年たってます。
羅門とヨウの息子は成長してますが、それ以外は歳とってません。エリカはスモックみたいの着てるせいで園児に見えます。
ラスボスも、当面のボスも、変な軍人も、飛燕の弟子も、新キャラに全く魅力がありません。ヅラ男とカバオは心底いなかった方がマシだと思います。
ラスボスが主人公の兄弟子で、北斗神拳と天斗聖陰拳の両刀使いとか適当にも程があります。相手を繭に閉じ込めるのなど、もはや拳法じゃないだろ!
ネタバレになりますが、本作でケンシロウは死んでしまいます。まあ羅門(のちのリュウケン)が伝承者になるので、妥当なところでしょうか。先代伝承者もケンシロウも死んでしまって、どうやってリュウケンは奥義を身につけたのかな?多分リュウケンが無想転生を誰も習得できなかったと言ったのは、自分が覚えられなかったから嘘ついたんでしょう。
ケンシロウが新血愁を突かれて心霊台で延命するくだりは、原作の劣化再生産に感じます。特にケンシロウが心霊台で苦しむ描写が薄かったので、髪の毛真っ白になったレイがピエロみたいです。そもそも新血愁じゃなくて普通に秘孔突かれてたら、あの場でケンシロウ爆散してたんですよね・・・。
そう言えば、ギーズの遺志を継いで、希望の目録を使ってユダヤ人(アニメでは具体的な言及無し)の理想郷を作るという話はどうなったんだ。
というわけで、書けば書くほど文句が出てきそうなので、この辺にします。
蒼天アニメの最初の頃はイマイチ合ってないような気がしていた山寺ボイスですが、リジェネシスまで観るとバッチリはまっているように感じられるのがさすがベテランです。ヤサカの声もいいですね。