ぴかちゅう さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 4.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
悪くはないけれども
山田尚子さん監督作品で、かつ物語の素材がしっかりしている以上、外れることはなさそう、とは思っていたものの、キャラデザが好みでなかったこともあり、後回しになっていました。
実際、試聴してみて外れることはなかったのですが、特筆すべき何かがあったか、と言われると難しいですね。この作品の特徴は、「琵琶」という架空のキャラクターをナレーターとしてではなく、登場人物の一人として平家物語のなかに入れ込んだ、というところにあろうと思います。この試みが失敗したとは思わないのですが、とても成功した、という感じもしません。{netabare} 琵琶だけ成長しない {/netabare}という設定もちょっと変ですし。あと、EDはなんかちょっと違うかなーという印象でした。
[2023年12月追記]
完走した作品のみをレビューしているため、とりあえず完走できる質だったということで、これまで、レビュー点数は3.0以上としてきました。しかし、レビュー内容が辛口になっている場合でも3点台をつけているため、他の方の同じ程度の辛口レビューと比べて、点数がかなり高めになっていました。そのため、レビュー点数の下限を2.5点に変更し、この変更に合わせ、このレビューの点数も変更しています。