プクミン さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
色々と良い部分も多いんだけど
この作品、絵は綺麗だし物語性もあって魅力的なキャラも数名いて良いんだけど、それだけにおかしいところが目に付いてしまった。
【良い点】
・ただ事件を解決するだけのようなものではなく、1話1話で物語がきちんと進み、マンネリ化されず続きが気になる物語。
・主要キャラが個性的で嫌味が無く、好感が持てるため、ストレス無く観れる。
・作画が綺麗で、動きも綺麗に作られ、見てるだけでも楽しめる。OPやEDも力が入っている。
・敵キャラもいい味を出しているため、普通に楽しめた作品。
【気になる点】
・未成年が戦いに駆り出されている
・組織が女だらけ
・組織トップ(司令官)の無能感が滲み出ている
・物理的におかしい点が多々あり
・主人公千束は回避能力に無理がある
詳しくは以下の通り
{netabare}
主人公達は未成年だし、どうやって集めたのか不明だし、国がこれを許すのかどうか。
女だらけというのも謎。その理由が作中で何も語られてない。
組織の司令官が意外と状況を理解してなかったり、これだけの組織であるにも関わらず、簡単にハッキングされたり指揮をしなかったりと、リコリスメンバーが良く死んだのは、このトップの責任が大きいと思う。
途中、車に撥ねられるシーンでリコリスの子が真上に飛ばされるが、物理的におかしい。次に真島が車の爆発に巻き込まれ、爆風と熱風で圧死、焼死してもおかしくないレベルなのに無傷(服も無傷)。
千束の回避能力は、高い洞察力と射撃タイミングから弾道を見抜いて避けるものだが、マシンガンのような撃つ側も手元がブレて、弾がどこに行くかも分からない弾も避けるのはおかしい。{/netabare}
これらを作中、説明付けれればもっと納得して見れた。
【感想】
千束側は組織として仕事をしているだけだが、真島は真島なりの考えあってのテロ行為。
正直、リコリスの司令官の考えよりは、真島の方が理解できる。
いやさぁ~、リコリスの司令官は仲間がやられても何とも思ってない感じに対して、真島は仲間をやられた事に憤慨している様子もあったし、国の事を考えている事からも、どうしてもリコリスの司令官は好きになれない。
最後は綺麗にまとまっていて、作品の出来としては良かったです。