アニメアンチの憂鬱 さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
悪魔来りて笛吹きゃ踊る
コメディとダークファンタジーとが混ざり合いつつも信じられないくらいに絶妙の
調和を織りなし、独特の世界観を再現できているという特質を持つ
駄作乱発の異世界転生ものの中にあって極めて魅力的でかなり
興味をそそられる稀有なポジションにあるのが本作であります。
本作全シリーズについて徹底分析、完全攻略するようなレビューを書くことこそが
我が使命でありますが、それを成し遂げるにはまず前提条件を確立したり
布石を置きまくることを優先すべきであり、よってかなりの時間を要することになるでしょう。
こんな中途半端な状態にもかかわらずで敢えて宣戦布告するのには
要するに布石を置いておこうという意図があったからでありますが、
そう思ったきっかけとは、終幕における{netabare}ラナー王女のあの歌 {/netabare}を聞いたのがすべてであります。
あの{netabare}歌のダークな響きと王女の悪意 {/netabare}に「あたしのゴーストが囁いた」ために
先走り過ぎるコメントを書いた次第でありますが、
ダークファンタジー系作品の攻略にはとにかく時間がかかるのが憂鬱でたまらないのであります。
普通のアニメファンが知らない裏設定?みたいなもの
そこに謎を解く鍵があると確信いたします。