やまげん さんの感想・評価
2.6
物語 : 1.5
作画 : 3.5
声優 : 5.0
音楽 : 1.5
キャラ : 1.5
状態:観終わった
言うほど映像が美しいか?
深夜アニメではないので、どのような層を狙って作られているのかわからず、自分は制作側が狙っている年代とは違うのかもしれないが、感想としては、記憶に残るつまらなさだった。
{netabare}学校パートで、すずがしのぶくんから告白されたとかで、メッセージアプリ上で攻撃されるシーンがあるが、これはリアリティのある描写なんだろうか。もはや学生でなくなって久しいのでわからないが、なんだかキモオタの妄想のようで気持ち悪かった。
ラスト部分では、虐待場所の発見という意味ではすずが顔をさらした意味がなくて、えっ!?となった。
すずが高知から一人で虐待親のいる東京に行くことを許したママさんコーラス隊には、「あなた方は自分の高校生の子供が虐待をしている親のところに行こうとしているときにも一人で行かせるんですか?」と問いたい。{/netabare}
声優の演技は、どのキャラも聞いていてイライラするほどの下手さ。
しかし、この作品はそもそも物語自体に問題があるので、誰が演じてもすべったようになるだろうし、プロが演じたらなおさら物語の完成度との差が浮き彫りになるだろう。
そういう意味では、プロ声優がこの作品の犠牲にならずに済んだともいえるので、声優(主に配役)の評価としてはむしろ満点だと思う。
歌はこの作品の重要な要素だと思うのだが、はっきり言って全然良い曲とは思えなかった。