テナ さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
シャドーハウスは間違っている!
第1期がオリジナルの最終回だったので、どんな始まりかと期待しながら見ました。
ちゃんと原作ルートに無事に合流して安心しましたね。
2期ではケイトとエミリコと星付き達の駆け引きもあり面白い出だしでした。
「クリストファー」前回のリーダーなんですが、この名前はタブーらしく気になるワードですよね。
更にケイトVS星つき
ケイトの犯人探し。
ケイトが、犯人を探すと言い出した時のエミリコは笑顔でしたが、多分ケイトのあの怒りはあの笑顔ではないですよねw
星つきも研究班を見る限りだと悪い人もいない感じがしたなぁ〜エミリコも歓迎されてたしケイトに情報くれたりもした。
星つき自体は館のルールに従ってるだけぽくてかなりイメージは悪いけど悪い人は居なさそうな感じもしました。
後は同期の絆がよかったですね。
一人一人が情報を集める場面も丁寧に書いていたし、しっかりケイトが細かく推理していくのが面白かったですね。
後はパトリックのエミリコへの気持ちかな?
他の女の子から貰った花を隠してショーンに見つかった時の焦りはよかったですねw
エミリコへの気持ちは隠すけど、エミリコには誤解されたくないって気持ちが可愛いですねw
そうして、今回は館の秘密やシャドーの秘密も少し明らかになります。
ローブ様の正体はマリーローズ。
そして、聞かされるマリーローズの目的……
彼女達もまたシャドーハウスの被害者……
シャドーハウスにお呼ばれたから後戻りは出来なくて、真実を知ったケイト達を消そうと戦う事になる。
きっと、お呼ばれされてなければ、時間があれば……世代が同じなら仲間になれたであろう人。
決着は少し悲しい気がしました( ᵕ̩̩ ᵕ )
マリーローズとローズマリーの最後に選んだ選択肢……
彼女が抱えて来たもの、シャドーハウスの秘密、クリストファーの事、バーバラとの約束、
2人は沢山の真実を背負ってお互いを守りたくて、仲間を守ろうとして、館を変えようとするも難しくて……逃げ出そうしても逃げ出せなくて……
最後に戦おうとしても力差が凄くて……
説得も話にならなくて……だから選んだ道。
彼女達が助かった事を信じたくなるような最後でした。
ケイトのエミリコの負担を軽減しようと一緒に掃除してくれるシーンはほっこりしますね。
2期は気が抜けない展開が多かったのでw
そして、エミリコがもっとも成長したシーンがバーバラがベルの処分を検討した時ですね。
きっと、今までのエミリコなら困り顔で強くは言えず弱々しい説得をしたでしょう。
でも、今回は彼女は真っ向から否定する「もう仲間を失うのは絶対に嫌です!」
彼女の目とこの言葉にはしっかりと強さを感じました。
彼女は何度も辛い思いをしている。
ラムやシャーリー、マリーローズやローズマリーだって居なくなった。
そうして、周りの人はそれを気にしない……コーヒーの洗脳のせいで……居なくなっても気にしない事実にもきっと見ていて辛かったのだと思うしシャドーハウスの真実も……
でも、だからこそ!彼女は強く決心する。
二度と犠牲が出ないように!
ベルだってそうです。
ベルは元々双子でケイトは嫌がらせされたり転ばされたり……四つん這いでワンワンと吠えさせられたりもしました。
自分に嫌がらせをした人に、そんな人の為でも怒ることが出来る。
否定出来る、庇うことが出来る。
それってホントに凄い事ですよね。
そんなエミリコだからこそ、シャドーハウスに対抗出来る力になる。
彼女の存在はこれからも沢山の仲間を集めケイトとパートナーとして成長していくはずです。
そんなエミリコだからこそケイトも信用してるし、ショーンにも頼られたり、ジョンとも仲良くなれたり、パトリックにも恋心を抱かれたりしてる訳てすよ。
2期では星つきにも気に入られたりしましたし。
生き人形とお陰様って隣同士にいるのに少し壁があるように私には見えます。
でも、ケイトはそうしたものとっぱらって訳へだてなく接する事が出来る。
他者に寄り添える力のある女の子です。
そんな女の子だから周りも寄り添ってくれる。
わたしはいつかそれがシャドーハウスに対抗出来る大きな武器になると思ってます。
アンソニーは言いました。
「僕は人間だ、シャドーではない者に出来る事は限られている」
彼がした事は確かに凄いです。
秘密裏にあれだけの事を……
しかし、私はエミリコの言葉を聞いた時に。
確かに人には煤能力なんてない……それでもアンソニーのように、人間とお陰様との線引きはしていないエミリコはきっと彼より凄い事を成し遂げてくれそうな気がしたんですよね。
本当にエミリコは強くなりましたね。
さて、多分続編は来ますね。
来て欲しいですw
今回もよく出来た物語でしたし、終わり方が反撃開始って感じがしましたw