Bハウス さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
話が進むにつれカルトにリンクする
1期は特殊なシャドーハウスと言う空間で
ケイトとエミリコが互いの存在を認め合うストーリーが主だった
今期はそのシャドーハウスの構造を顕在化していて
それが個人的にはカルトの手口に見えたので
言いようのない怖さを感じている
カルトと言うのは特定の人物を絶対的存在と置き換え
その人の為に全てを捧げる事が幸福を産み出すと言うやり口
洗脳を強化するために覚せい剤などを投与して
思考能力を衰退させて服従させる
これをシャドーハウスに置き換えると
偉大なるおじい様の為にシャドーは人間を支配し
人間はシャドーと同一化する道具として
生き人形と言う自覚を持たされ煤コーヒーで思考能力を奪われる
かつて無差別テロを引き起こしたオウム真理教も
同じやり方でサティアンと言う施設で共同生活していた
意図的にやったと言う訳ではないだろうが
シャドーハウスの異常性はこの部分が色濃いのかなと
今期はケイトとエミリコの話ではなく
シャドーハウスに疑念を持った初代星つきクリストファー
モウフとしての記憶がある事でクリストファーと同調したローズマリー
そして現在の星つきで二人に尊敬と好意を持っていたバーバラ
こどもたちに教育をすることを発案し
仲間たちとも良好な関係を構築していたが
結局三者の間には距離があり
結果的にはクリストファーのお呼ばれがきっかけで
それぞれバラバラになってしまう様が描かれた
異常な空間に疑問を持つだけでも凄いことだけど
組織改革に教育を持ってくるのはどこの世界も同じだねw
ローブ様騒動を解決した事で
バーバラから班長に任命されたケイト
同じく生き人形の班長になったエミリコは
それまでの明るく朗らかな一面ではない
きりっとした強さが出ていてカッコよかった
Cパートから見ても続編あるんだろうと思う
なのでウィキを開いてみたら追加情報にあらビックリ
本当にそう来たかと歓喜でございます
やっとケイトとエミリコが別々の声優さんだった
理由が明かされる(笑)