えりりん908 さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
TV版本編と違う立場で、でもそれだからこそ描けることを.
劇場版、観たい観たいと騒いでいるうちに上映終わってしまって、
残念~(≧△≦)、、、なんて言っていたら、
土曜日に1日限定で上映があって、
これは!!って勇んで観に行ってしまいました(*^▽^*)
大スクリーンで観られてよかったあぁ
しかも、{netabare}偶然だけど、観に行ったのが昭島のシネコンで、なでしこちゃんの職場が偶然にも昭島のアウトドアショップ!なんだか不思議なご縁、感じてしまいましたー(PR版で見かけた、なでしこちゃんのロードバイク乗車シーンはワンカットだけで、あとは大体自動車移動にがっかりしたのは内緒です){/netabare}ww
お話は、事前にPRされていた通り、みんなが成長した10年後。
それぞれに就職して、バラバラになって生活しています。
TV版といちばん違うのが、{netabare}男性の、編集者さんとか自治体職員さんとか、それぞれに活躍できるシーンがいっぱいあったところ!
これって、きらら枠で展開している原作準拠のTVシリーズでは描けないですからね(≧▽≦)
それでいてやっぱり、いちばん魅力的だった男性がリンのお爺さん。
「いいキャンプ場だ」のひと言、心に沁みました・・・
お仕事アニメと似ていながら、お仕事アニメからいちばん遠いところにいるのが、
メインの5人で、仕事も遊びも本気で楽しむということを、自分たちだけで完結させないで、
他の人たちにも広めていきたいという単純な願望が、キャンプ場づくりに進展する前から、
リンちゃんの編集企画や、
なでしこちゃんの職場での、女子高生にランプ点灯させてあげたり、敢えて向かいのライバル店にあるお勧め商品情報をさらっと教えてしまうあたりで、
しっかり描いてくれるので、説教っぽくならなくて、心地よかったりします。
そしてやっぱり、ゆるキャン△は、みんながどんなに成長しても、
美味しいキャンプご飯とゆる~いキャンプで楽しむ姿なんだなあと、納得しながら、
気持ちよく鑑賞し終えることが出来て、ああ、幸せってこれでいいんだなあ。みんな彼氏も出来ていなさそうwだけど{/netabare}、それでいいよねーって、思える作品でした。