秋川 さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
楽しめた
兄妹のほとんどが目立ってるし能力によって引き起こされるドタバタ日常は面白かったです。
特に好きなのは茜の回です。スカート履き忘れたまま学校行く話、スカーレットブルームの話、自分のファンサイトに照れまくる話などです。
茜の恥ずかしがり屋の性格がそもそも面白かったです。
ただ、選挙のお話はあんま好きじゃなかったです。
他の人の感想を拝見したところ、この選挙の要素が城下町のダンデライオンの魅力だとおっしゃっている方も多くいます。
選挙に絡む話の方が多い上に最終回では修が王様に選ばれて終わるので
この選挙の要素は城下町のダンデライオンの重要な要素だと思うのですが、僕は最後まで抵抗感あって選挙の話は楽しめませんでした。
選挙に対する重いイメージに加えて選挙が絡む話ではシリアスな場面が多いため抵抗感がありました。
シリアスな場面の例を挙げると
・奏が過去に自分の過失で修を運動のできない体にさせてしまった
・葵が自分の絶対服従の能力に怯える
・岬が自分の存在意義を見出せなくなる
などです。
僕はドタバタ日常が目当てで視聴を開始したのでこういう場面があると萎えます。これらの話は一応ハッピーな終わり方をするのですが、
修の足は治らないし、葵はこれから友達と会話する時は命令口調にならないように注意しなくちゃいけないし、岬は分身頼りのままだしモヤモヤしました。
長く批判的なことを書いてしまいましたが、冒頭にもある通りドタバタ日常回は好きです。