マーティ さんの感想・評価
4.8
物語 : 5.0
作画 : 4.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
・・・捧げる
全25話。
ダークファンタジーの傑作として名高い本作。重たそうなのでしばらく視聴を避けていましたが、今頃になってようやく視聴。見て良かったと思います。面白かったですね。
視聴前はファンタジー全開とかと思ってたんですけど、意外とそんなことはなく、王道の騎士道物語が多くを占めます。ガッツとグリフィスの出会い、鷹の団の下剋上、そして内部争い、そして破滅などが描かれていました。
僕が印象に残ったのはガッツの心の在り方でした。今までただ目の前の敵を倒していればよかった、、、しかしグリフィスと出会ってから自らの存在に疑問を持ち、自分探しの旅に行くというところですね。僕はついついコルカスのように考えがちですが、ガッツの在り方がカッコいいなとも思えました。
基本的にリアルな中世の世界観が描かれるのですが、終盤はガラッと雰囲気が変わって最後の2話は急展開!使徒やゴッドハンドというとんでもないトラウマがやってきます。このときのグリフィスの心情はなかなかわかりにくいのですが、やはりグリフィスは「夢を達成するためには何かを切り捨てる必要がある」という結論に達したのか・・・?
とまあ迫力があって面白かったのですが、ただ最後がカットされているようでしたね。ガッツとキャスカどうなった!?とかリッケルトどこいった?という疑問があったのでちゃんと漫画も読んでみたいですね。
これにて感想を終わります。ここまで読んでくださりありがとうございました。