テングタケ さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
浅く、軽く、薄い
アリスが可愛かったので見始めましたが、期待に反してキャラが薄っぺらく、ステロタイプの安直なツンデレで、やたら深そうに思わせたい陳腐なセリフを吐く残念なヒロインでした。
主人公は特別特技も魅力もないのに(DTPは有能?)登場人物にやたら好意を持たれ、如何にもラノベの読者に自己投影させたいような嫌な感じでした。これが「なろう」だと主人公最強のハーレム展開になるので、どちらがいいかと言われるとどっちもダメですね。ヤクザの親分も見かけカッコイイけど実のところ浅く薄く、全てのキャラがラノベ読者に好かれそうな要素「のみ」を抽出して組み立てたような感じでした。
キャラの浅さに比べて扱う事件は、女子高生援交からの自殺、麻薬、主要人物の自殺未遂と重く、氷菓を断念した私にも最後まで視聴できました。野球回はちょっとナシですね。
絵柄はスッキリしていて綺麗です。前述のように、ビジュアルだけだったらアリスは可愛いです。
えっと、乳女が父親の顔を分からなかったのは納得いくオチが付きましたっけ?