テングタケ さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
思い出話から入ります。
子供の頃見た「サスケ」で、主人公が洞窟に閉じ込められたとき、綿を酸に漬けて爆薬を作り、入り口を爆破して逃げるシーンがありました。時が過ぎて高校で「綿火薬」の存在を習ったとき、「おお、これのことだったのか!」と感動した記憶があります。願わくば、本作が今の子供たちにとって、私のサスケ体験と同様の感動をもたらしますように。そう考えると、無血開城とかバラバラにした人間が蘇るなど、私にとってヌルい展開も子供たちのためと思えば許容できます。
1期が24話、2期が11話しかないので、どうしても駆け足感と言うか展開の唐突感は否めません。ですが、色々限られたリソースの中でスタッフは上手くまとめたと思います。
しかしながら、最後のコールドスリープに関しては、ここでオーバーテクノロジー出すか?と思いました。作中でも、SFでしか見たことないとセルフツッコミしてました。司は、死なない程度の重症でもよかったのでは?ただ、次は大航海の幕開けというのがうまい引きですね。3期が楽しみになりました。
1期のレビューで、キャラに癖があるが2クール見てれば慣れると書きましたが、何故か2期でその許容度がリセットされて、キャラに親しむのに時間がかかりました。特にズージャ語を多用するゲン。オイニーって言うな!逆さまに言うな!