天地人Ⅱ さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
新SFスーパー英雄(?)列伝49
ナレーション
「たったひとつの命を捨てて、生まれ変わった不死身の体、鉄の悪魔を叩いて砕く、マドーラがやらねば誰がやる(って、それはキャ○ャーン)」
フライ、トゥー・ザ・ムー♪あこがれへとび~たて~♪
という水木一郎の主題歌としては珍しいスローバラードな曲(名曲)で有名(?)な作品ですが、曲がこの作品を象徴してるというか、なんか、ゆったりした作品でした。
1982年に起こった惑星直列の影響で、3万年の時を超えてアトランティス大陸が現在に出現し、地球侵略を開始するのだが、それを予想していたムーとその娘のマドーラ、そして集められた少年少女達の戦いが始まると言うのがおおまかなあらすじです。
ただ、そもそも惑星直列といっても、この時は、太陽から見て90度の範囲に惑星が集まるって言うだけで、直列じゃないんですよね(だからゴモラも復活しなかったし・・・by80)
主人公側は、古代ギリシャ風な服装で、戦闘艇(ムーバル)も早く飛ぶって感じではなく、白鯨にいたっては、最初の頃はただ飛んでるだけで、バリアに触れた敵の戦闘機が勝手に破壊されてくイメージでした。
ぶっちゃけて言うと、このアニメで激しい戦闘シーンはあまり期待しないでください(汗)
じゃあ、何を期待するのかというと、主人公である白銀剣とマドーラのラブストーリー(は突然)です。
3万年の時を越えるために体をサイボーグに変えたマドーラですが、現在で目覚めて出会ったのが、かつての恋人ケインそっくりな剣
(実はケインの生まれ変わり)
そりゃあ恋に落ちるのも当然と言えば当然なんですが(苦笑)体がサイボーグなもんで悩みまくる訳で。
一方のアトランティス側ですが、こちらもプラトス皇子と親衛隊のラ・メール(幼馴染、実はマドーラと双子)が、ラストの悲劇に向かって一直線な展開に・・・
マドーラは結局、奇跡が起きて人間の体に戻れるんですが(おいおい)
まあハッピーエンドなんですけど、安直過ぎるような感じが当時もしました。
(今だったら、もの凄い突っ込みされたでしょうね)