Ka-ZZ(★) さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
走れ、突き進め。闇夜を切り裂く、流星のように
この作品の原作は未読ですが、アニメは全て視聴済です。
ようやく視聴できるようになったので、早速見ることにしました。
第15 回電撃小説大賞<大賞>を受賞した川原礫氏による小説『ソードアート・オンライン』シリーズ(「電撃文庫」刊)。
次世代VRMMORPG《ソードアート・オンライン》を舞台に繰り広げられる主人公・キリトの活躍を描いた物語は、2009年4月の原作小説第1巻発売以来高い人気を誇り、2021年現在、全世界での累計発行部数は2,600万部を突破。
TVアニメは2012年に第1期が放送され、現在までに4シリーズ(全97話)が放送されている他、ゲーム、コミカライズなど、幅広いメディアミックス展開がなされている。
2017年には『劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-』が公開。
興行収入25億円を突破する大ヒットを記録した。
『ソードアート・オンライン プログレッシブ』は、《SAO》物語のすべての始まり、アインクラッド第一層からの軌跡を、深く掘り下げながら詳細に描く作者自身によるリブート・シリーズ。
原作者・川原礫がアスナ視点で描く新たな《アインクラッド》編を、完全新作アニメーションで映画化。
これは、ゲームであっても遊びではない――。
ゲームオーバーは現実の死に直結する。
全ての原点であるデスゲーム『ソードアート・オンライン』が、劇場のスクリーンで新たに幕を開ける。
公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。
完走してまず最初に思ったこと…
「やっぱりアインクラッド編は最高ですっ!」ということです。
もちろん、マザーズ・ロザリオ編やアリシゼーション編も十二分に堪能させて貰いました。
それ以上にアインクラッド編が凄いんです。
そして今回はそのアインクラッド編を更に深掘りしてくれるのだから堪りません。
構成も序盤からやってくれています。
何せ開始1分早々で例のバトルシーンのテーマ曲が流れるんですから…
この作品の主人公はアスナ…
しかも、キリトに出会う前のアスナって、言われてみると殆ど分かりませんでしたよね。
第1層のボス攻略会議の場で偶然出てきた感じでしたし…
真相がこの作品によって明らかにされますよ。
良い意味で期待を裏切ってくれる展開だったと個人的には思っていますが、既に視聴された方はどの様な印象をお持ちなんでしょう。
アニメーション制作は、変わらずA-1 Picturesさん。
監督は、この作品が監督デビューとなる河野亜矢子さん。
デビュー作品がこの作品って、重圧が半端無かったのではないでしょうか。
wikiに「作品を見終わった後にテレビシリーズを見たくなるような作りを重視したこと」と監督が話されたそうです。
確かに、記憶と微妙にズレている部分がある気がするんです。
もう一度視聴して確認したいという思いが沸々と湧き上がっています。
もし視聴するなら、これまで以上に睡眠時間を削らないと時間が捻出できないんですけどね…^^;
監督の思惑が見事ハマった何よりの証拠だと思います。
今回はいのりちゃん演じるキャラが大活躍でした。
ですが、物語のラストにしーちゃん演じるキャラがチラ見せされていましたが、公式サイトのTOPページではキービジュアルにドーンと掲載されていました。
きっと、次の物語でキーになるキャラなんでしょうね。
主題歌は、LiSAさんによる「往け」
言わずと知れた名曲ですね。
100分弱の物語でした。
アインクラッド編ということもあり、視聴のハードルを勝手に上げていましたが、難なくクリアできたクオリティだったと思います。
続編は9月10日から上映されるとか…
それまでにコロナが落ち着いてくれると良いんですけどね^^;