ローズ さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
自由な冒険者
病院で寝たきりの各務桂菜は『リアデイル』というゲームを遊んでいた。
停電により生命維持装置が壊れて各務は死亡。
しかし、200年経過したゲーム世界へと転生するのであった。
少し設定がユルユルかなぁ。
生前の各務は入院しています。
病院だったら停電してもバックアップの電源は必ずあります。
たしかに各務の病状には同情しますが、ゲーム世界への転生は少し強引ですね。
ケーナには子供がいます。
スカルゴ・マイマイ・カータツの3人。
ゲーム時間が200年経過しているので、子供たちは重要な役職についています。
その子供への扱い方が雑ですね。
ケーナ自身の子供への愛情はあるのでしょうが、接し方が肉体言語(暴力)。
相手によって態度を変えるのはなぁ……
ケーナは冒険をしながらゲームを楽しんでいますね。
好き勝手というのかワガママというのか……
お酒の量はほどほどが良さそうです。
ゲームを楽しんでいるのは各務が生前に自由が無かった事に起因しているように思えます。
『SAO』だったら、マザーズロザリオ編に近いですね。
退屈な病院生活を楽しくするゲーム。
そのゲーム世界へと転生できたのであれば本望でしょう。
本作品の魅力はケーナの生き方そのもの。
冒険したり息子に会いに行ったりお酒を飲んで二日酔いになったり、自由ですね。
『リアデイル』というゲーム自体が自由を売りにしているのかもしれません。
魔王を倒すという大きな目標はありませんが、冒険者の日常を楽しんでいます。
たまには、スローライフな冒険も良いものですね。