毛玉 さんの感想・評価
2.8
物語 : 2.5
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 2.5
状態:観終わった
平家にあらざれば人にあらず
(なんだこの高畑勲を意識したような無駄に盛り沢山な要素は)
と気持ち悪く思いながら観た
森見作品の匂いもする
テンポや演出、椿の落ち方とか
ざっくりと淡々に描き
最後は“語ろうぞ”
どうもおかしい
女の“感情”で歴史改変的な
狸に化かされてんじゃないのか
取り敢えず涙腺叩いて泣かせてくるのは毎度お馴染み
観終えて調べると高畑勲が短編作ろうとしてて亡くなった事
制作が森見の夜は短し歩けよ乙女を作ってた所と判明
(高畑氏の短編と言われて、制作を初めても一本の映画に何年も掛けて粘って持って行きそうな恐ろしさを感じたが)
こんな話があるのでは意識して作らざるを得ないだろうなと感じた
高畑氏ではなし得ない、決まったコストでこれを作るということ
期待値が高まり過ぎた物をとにかく終わらせること
だからこその誰もが期待する制作スタッフ(山田氏、吉田氏等)
兎に角、終わらせる事だったろうと
高畑氏を追い続けたからこそアニメ離れが進んだ私でも、高畑氏の描いた世界を拝見したかった、と少なからず思う
頭を過ったワード
たぬき
かぐや
森見
寂光院のしば漬け
天台
澁澤
1番言いたい事は一番最初に
1話タイトル
「平家にあらざれば人にあらず」