金太郎 さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.5
作画 : 3.0
声優 : 4.5
音楽 : 3.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
73点
「2期」は「1期」と「2期」の中間的な位置づけにある。というのも、1期は視聴者にオリジナルキャラクターを理解してもらうのに多くの時間を費やしたからです。
第1シーズンには「駄菓子屋の存在意義」という台詞がある。憩いの場であると同時に、お客さんとの交流によって絆が生まれる場でもある。人と人とのつながりを生み出す場所なのです。"
このセリフは、まさに「だがし樫」の本質を表している。1stシーズンはかなりスローペースで進みますが、登場人物同士、そして登場人物と視聴者の間に「つながり」が生まれます。シーズン2は、その関係を真に面白いものに仕上げています。この2つの要素が組み合わさることで、教育的な機会に彩られた、ほのかに甘い日常を描いた物語が生まれ、さらにそれを面白くするために十分なドラマが散りばめられているのです。