天地人Ⅱ さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
新SFスーパー英雄(?)列伝47
先頃、昨年まで初代次元大介の声を担当していた、小林さんが亡くなれましたね。
遅くなってしまいましたが、ご冥福をお祈りさせてもらいます。
で、ふとルパンの声を正式に就任した最初の作品である、この
「ルパン三世 ハリマオの財宝を追え!!」
を思い出したので、今回はこの作品の感想を書かせてもらいます。
えっ?小林さんの感想を書くなら
「LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標」が相応しいって・・・
いや、確かにそう自分も思ったんですが、
ナイトハルト・ミュラー
「大神オーディンも照覧あれ。次元大介の墓標の感想は必ず書く。」
「今はダメだ。オレには力がない。だが、見ていろ、何年か将来を!」
と、あの鉄壁ミュラーも言ってますので(おいっ 怒)
まあ例によって、感想を書く前に散々寄り道をしてますが(おいおい)
最近はもっぱら相棒な日本人、谷豊(それは水谷豊)がモデルとなったハリマオの財宝をめぐるルパン、作中では007のモデルとなったとされるアーチャー卿と娘のダイアナ、そしてネオナチ系のカルト軍団ネオ・ヒムラーとの三つ巴の争奪戦を描いてます。
最近の栗貫は渋いルパンの声を出しますが、この頃のルパンは軽い感じの描写なので、物まねの感じも残ってますが、よく頑張ってると思いました。
一方、銭形のとっつあんですが、あのユーロトンネル事故でよく死ななかったと、実は異能者なのかも(キリコじゃないわ)
それから今回のヒロインであるダイアナですが、なかなか魅力的なキャラでした。
でも、結局アーチャー卿の債務はどうなったんでしょうね?
あの潜水艦も誰が作ったのか?日本それともドイツ?
そこら辺のモヤモヤもありましたが、テレビスペシャルとしては良くまとまっていた感じでしたね。
時間が短いせいか、ネオ・ヒムラーの総統がちょっと役不足でしたけど、まあそこまで求めるのは野暮ってもんでしょう。
小林さんですが、今頃天国で相棒のルパンとともに、銭形のとっつあんと追いかけっこしてるんでしょうかね・・・