カミタマン さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
「オシマイ」(エウレカとレントンの声で)
2022/08/14 初投稿
おそらく,エウレカシリーズの最後なのでしょう。
どうでもいいので畳んでおきます。
{netabare}
調べてみると,
1.「交響詩篇エウレカセブン」2005年4月17日から2006年4月2日まで放映
以下日付省略で
2.「交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい」 2009年
3.「エウレカセブンAO」2012年
4.「交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション1」2017年
5.「ANEMONE/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション]」 2018年
6.「EUREKA/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション」 2021年
以上17年に及ぶ長期間,テレビシリーズ本編+派生5作品ついに完結です。
って勝手にそう思い込んでいるだけかも知れません。
ハイエボリューション3部作って聞いたようなきがします。
でもハイエボリューションシリーズ以後作らないとも聞いていないようにも思います。(エヴァンゲリオン新劇場版も序・破・急(Q)の3部作だと思っていたらシンが有ったという例もあるしわからんです・・・)
{/netabare}
雰囲気的には完結たと言って良いかと思います。
「ポケ虹」以降バラバラだった物語をこの作品では束ねました。
{netabare}レントンを失ったエウレカが何度も世界をやり直してたどり着いたのが本作の世界線。「ポケ虹」は,やり直した世界線の一つ,他作品についても概ね別世界線かこの世界線の過去という設定のようです。{/netabare}
「なるほど!そう,まとめられるな。」とは思った物のなんとなく,スッキリはしません。
自分はテレビシーリーズから見初めて,ここ2年弱の間に全作品を見たのですが。
配信という便利な視聴手段を得たせいでしょうか?物語の内容はあまり記憶に残っていないように感じます。例えるなら,各作品視聴終了時点でキャッシュクリアされている感じです。これも,いわゆるグーグル効果なのでしょうか?
記憶がぼんやりしているので「こうです!」って言われれば「ああ,なるほどね。」って思うけど「おお!そうなのかぁ~~~~っ!」ってはならないんですよね・・・
でも,おぼろげな記憶で違ったらすいません的な疑問
{netabare}
全てを関連づける最重要セリフがデューイによって語られるのは何故?彼が別世界線の「ポケ虹」の花のことを知っているはずが無いし,そもそも「ポケ虹」作中でその場にいたのはドミニクでデューイではなかったのでは?この世界線のデューイは神的な立ち位置なのかも・・・
エボ1の最後の予告「交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション2 one world one future」 はどうなったんだろう?
「ハイエボ1」のあと「ANEMONE」,「EUREKA」と間に挟んだけど
実は次回作「交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション2 one world one future」っていう落ちじゃ無いだろうな・・・
{/netabare}
評価に関しては
自分としては本作の評価☆3.5にしましたが
実は,エウレカシリーズという括りを外して映画単体で評価したら☆4くらい付けてもいいと思います。
ストーリーではエウレカとアイリスの擬似的な親子としての絆がいい感じに描かれていたと思いました。
作画面でも,完全新作で戦闘シーンも力が入っていました。ただし,「エウレカ」じゃ無く「エヴァンゲリオン」や「イデオン」,「ガンダム」などなど他作品っぽいシーンがいっぱいw最終的には地球への巨大落下物の阻止という鉄板展開(笑)パロディーやオマージュと言うよりは借り物感が拭えませんでした。
あと,視聴者が「エウレカ」に求める物ってなに?って考えると
まずは,「エウレカのビジュアル」これは10年後の乳房が膨らみ骨盤が広くなったリアル寄りのエウレカでは無くテレビシリーズのおでこが魅力的なスリムなエウレカでしょう!そもそもエウレカはほ乳類では無く人型コーラリアンなので・・・リアル方面はタルホの担当で良かったのでは?
次に求められるのは,「エウレカとレントンの甘酸っぱい感じ」では無いでしょうか?最後に一応申し訳程度に実現していますが(エウレカのみ成長状態で・・・)考えてみれば,ハイエボリューションシリーズを通して,レントンとエウレカの絡みがエボ1に少しあっただけのようなイメージです。
冷静に考えれば,市場から求められている物をまるっきり意識していなかった作品作りの気がします。適当に作った水着回や温泉回のOVAの方がしっかり市場のニーズに応えている件w
「ねだるな,つかみ取れ,さすれば与えられん」求められたことに答える気は無かったと言うことなのでしょうか?