テングタケ さんの感想・評価
2.5
物語 : 2.5
作画 : 2.5
声優 : 2.5
音楽 : 2.5
キャラ : 2.5
状態:観終わった
意識高い系?
ノーランとかフィンチャーとか好きそう。
犯罪者の深層意識(イド)にダイブして手がかりを探すという、ザ・セルとかその他よくありそうな話。
そのイドですが、捜査官が入ると何故か必ずカエルちゃんが死んでいて、遅くなってゴメンねと言わんばかりにその死の秘密を解き明かそうとします。ですが、犯人の手がかりとカエルちゃんの死は全然関係ありません。塔は回転しているッ!だから何だ!
イドは深層意識なので、物理法則とかその他因果関係とか一切関係なく、脚本家のやりたい放題、何でもアリです。後半ではイドの中のイドまで出てきて、もうシッチャカメッチャカ。世の中に、何でもアリほどツマラナイものはありません。当然本作もツマラナイです。
おおよその目安ですが、キャラクターの名前が変に捻ってあったり難読漢字をあてている作品は、作者の自己顕示欲が濃厚に漏れ出してくる駄作です。狡噛ぐらいでギリギリセーフ、イザヨイとかシノノメとかタカナシで概ねアウト、本作はアウトもアウト、プレイボール後の初球でゲームセットレベルです。