テングタケ さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
推理もの
ウェディングドレスを着た、両手両足を切断された猟奇殺人死体が、自走ワゴンに乗せられてゆっくりと密室から出てくる…その絵面だけでテンションは上がりまくります。
ここからはネタバレなので未見の方はお引取りを。
結局ウェディングドレスに意味はなかったですよね?
部屋に本が15巻までしかなかったのも、ヒントみたいに言われてるけど冷静に考えると意味がなかったですよね?
本作最大のトリック、「どうやって密室に入ったか」は余りに予想外で唸らされました。ですが、我々視聴者は犯人の不倫現場を見てますが、それを見ていない探偵が推理するのは無理ですよね?もしかしてビデオを巻き戻して確認した?←スペースボールネタ
そしてもう一つのトリック、どうやって出たかは、密室を担保する監視カメラ映像を犯人がどうこう出来るなんてダメじゃね?
そして題名にもなっている「すべてがFになる」ってのが、あまりにもどうでもよくありませんか?カウントアップによる誤作動を利用したとかじゃなくて、ただタイマーの作動日をFFFFに設定しただけの話で、ここに期待していた私は大いにどっちらけました。
娘を殺したのか自殺したのか、曖昧にボカしてるのは逃げじゃないですか?
ヒロインが目つきの悪い劣化森沢優(©スタジオぴえろ)みたいで言動もまるで可愛げがないんですが、なぜか気になりました。声が可愛らしいから?CVは種崎さんで、種崎さんと言えば、私にはとってはダイの声優さんなので、普通に若い女の子の役もやってるんだとビックリしました。で、1話で気に入ったヒロインでしたが、その後ラブコメ的なストレート過ぎる先生推しにちょっと引き気味に。
文句ばかり書きましたが、死体のインパクトと大胆なメイントリックで少し加点します。