かんぱり さんの感想・評価
4.8
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
ミステリーアニメの隠れた名作
舞台は少し未来の日本。
そこでは殺意の意識の残滓を特殊な機器で採取することができて、それを元に「ミズハノメ」という装置を使って犯人の殺意の意識「イド」の中に入っていける世界。
元警官の鳴瓢秋人(なりひさごあきひと)が「イド」の中で「名探偵酒井戸」となって事件を解決していく話・・かな。
題名やあらすじなどで難解っぽい感じに思えて、本放送時はスルーしてしまったこの作品。
その後すごく評価してる方々がいらっしゃることを知って、ちょっと期待しながら見てみました。
1話。冒頭いきなりすごく独特な世界観を見せつけられてちょっと怯むわたし・・
でもアニメならではの表現の面白さなど、引き込まれるものを感じたのも事実で、この時点ですでに良作の予感がしました。
精神世界での捜査・推理と現実世界での捜査がリンクしながら同時に進むところもわくわくして面白いです!
キャラでは外務分析官のベテラン松岡と新人本堂町のコンビが親子みたいな感じで好きでした。
OPも良いですね♬なんか好きで毎回飛ばさずに聴いてました♪
全体的にかなり面白かったですが、特に印象に残ってる話は・・
5話
{netabare}本堂町と井波の会話のやりとりが面白い!本堂町さんいいキャラしてますね。{/netabare}
9~10話
{netabare}特に10話の回想シーンはちょっと泣きそうになっちゃいました・・{/netabare}
13話
{netabare}飛鳥井を止めて助けようと必死に頑張る百貴がかっこよかった。{/netabare}
見終わって・・
評判がいいので期待値ハードル上げて臨みましたが、それを軽く超える面白さで13話をあっという間に見終わってしまいました。
こんなに面白いのに知名度が低いなんてもったいないです。隠れた名作だと思います。