くろゆき* さんの感想・評価
1.9
物語 : 1.0
作画 : 4.5
声優 : 1.0
音楽 : 1.5
キャラ : 1.5
状態:観終わった
やりたいと思った時からきっともう始まってるんだと思う
とりあえずこれだけは言いたい。「ラブライブを舐めるな」
ラブライブって言われたら、ラブライブ求めちゃうよね。
笑いあり涙あり、成功あり挫折あり、出会いあり別れあり、みんなで一つの目標に向かって頑張る、そんな王道青春ストーリーを高校生が部活でアイドル活動するなかで感動を見せてくれる、それがラブライブ。
みんなで一つの目標に向ってない、一丸となっていない。
ソロ活動しようぜとか、ライブライブ目指さなくていいとか言うもんだから、ストーリーの本筋っていうか縦筋っていうか、そういうのがなくなっちゃった。
おかげでアイドル同好会のメンバーを紹介映像になっちゃってる、キャラクターをいくら掘り下げてもストーリーが進まない。
こんなのアイドルのイメージビデオよ。
1人1回をきちんと割り当てるもんだから、待ちに待ったライブって感じじゃなくて、逆にノルマ感あるし。
マッハでメンバー集めて、10人紹介して、なんとなく締めって感じになりそう。
ライブシーンも最初のカイチョーライブは侑ちゃんの感じた臨場感の表現ですよね。
次の歩夢ちゃんライブは侑ちゃんが感極まって歩夢ちゃんにアイドルの姿を見たんですよね。わかります。
でも、カスカスのライブ以降って、アレは誰の視点?侑ちゃんも歩夢ちゃんもカスカスの浴衣姿を夢想しないだろ?
これじゃあただのミュージックビデオよ。
そういうストーリーとライブシーンの噛み合いの悪さが極まったが6話のリナリーライブ。
色々乗り越えて頑張ってライブに臨んだリナリー尊い、こっそり見せてくれる素の表情可愛いって思えるのは視聴者だけで、ライブの観客は意味わからんだろ?悪い捉え方したら覆面だし、衣装は灰色だし、口パクかも?ってアイドルを応援できるか?
ラブライブのときはストーリーを盛り上げながらキャラを描写して、苦労の末にやっとライブできるって感を出したり、何気ない日常にミュージカル風にライブシーンを入れたりといろんな工夫がされてたのにね。JKがアイドルやるってだけで売れたんじゃない、本当にクオリティが高いアニメだったのにね。
μ'sやAqoursに並び立つアイドルになる想像ができないんだよな。
楽曲もソロ曲は全て駄作、最終話の挿入歌「夢がここからはじまるよ」が唯一ラブライブらしさを感じた詩、曲調だったので「1.5」という評価にしました。