もけもけぽー さんの感想・評価
3.0
物語 : 2.0
作画 : 3.5
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:途中で断念した
カワイイだけで乗り切るのか、ちゃんとした物語があるのか
※2話視聴済
主人公格2名によるガンアクションを前面に出した近未来的な世界観。
犯罪者は「汚物は消毒だ」とばかりに瞬殺され、結果「平和な日本が保たれています♪」とどこか病んだ設定。
アクションシーンは、絵の構図や動きも洗練されていて格好いいと言えるが
主人公は棒立ちで身をよじるだけで、アサルトライフルの掃射を全回避できたり、自身の射撃はどのような体勢からでもほぼ100%命中という感じで、ガンアクションとしては脳死演出に近い。言い換えるとあまり緊張感はない。
それらは全て主人公の能力が圧倒的に高いという裏付けから来るものであり
その能力の高さ故、他人が出来ない事も自分なら出来るという自信もちょいちょい伺わせる。
物語冒頭で、チーム内の指示に従わず「こっちのほうが効率的」という理由でスタンドプレーを見せ、他隊員との軋轢を生むことになるが、主人公の「自分は正しいと思って行動したのに何故評価されないのか」というやや独善的な思想と、他者を圧倒する実力が悪い方向で結びついた結果、痛すぎるしっぺ返しを食らうんじゃないかと内心ビクビクしながら見ています。スポーツ青春ものと違い代償はシリアスだと思うので。
一方でカワイイと強さだけで力押ししていくだけの話になったとしたらちょっと肩透かしかなと、そっちの不安も少々。
必要以上のノリの軽さとか、そのあたりも「訳アリ」感は出しているので、きっと何か見せてくれる事を祈ってます。
※8話まで見てギブアップ
どう表現したものか…。このノリの軽さと女の子同士の「てぇてぇ」とでもいうんですか、そこらへんの描かれ方が、数多ある女の子まみれなソシャゲで散々擦り尽くされたようなシーンの連続で、ぶっちゃけ退屈極まりない。
メインの設定やストーリー展開が大きく動き始めたのが7-8話だったのだけど、1話時点ではまだ興味あった核心部分に触れようか…というタイミングではあるものの、ここまでの薄ら寒く滑ってる日常シーンで心が摩耗して、すっかり興味が薄れてしまいました。ギブアップします。