神谷 さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
マジでクズだろ
クズの本懐
この女の子ってとても気持ち悪いって見てましたよ。
感想は先生、同居している血の繋がってない兄とくっつくために、他の男と付き合って、他の男は他の先生と付き合いたく、その先生が何股もかけているという内容。
結局ドロドロの話を書きたいんだろうけど。
開口一言、言い放たれたのが好意のない人に向けられる視線こそ気持ち悪いものはないからという言葉。
終始好意のない人と性行為を楽しむ女の子に俺の方はちょっとびっくりした。
まあ簡単に言うと、人の好意は必ずしも両思いであるわけなく妥協する関係で、金で体の相性を買うみたいなことが描かれていました。
本質的には、恋愛で必要なことは自分を受け入れて相手を受け入れることで、自分が不細工なんだから相手も不細工でもいいでしょ?許容範囲はあるけどねってところで、モテない人はこれができれば恋人はできます。
そんなようなことを表現すると自分はあの人がいいのに何でお前そんなに不細工だったり性格最悪だったりするんだよという病みが生まれます。
それをネタにしているのが、恋愛ものです。
俺も受け入れるのは難しいです。
なので、それをネタにしてるのがこういう作品です。
問題として挙げられるのは相手に理想を求めてしまうとそれはあなたの人形になってしまいます。
なのでその叶わない夢を発散するために諦めて違うやつとやる。そのシュチュエーションがこの作品の醍醐味で、本命と恋愛できないから友達とやりまくっているいわゆるクズの本懐というものを描きまくってます。
見てる時は呆然としてました。
恋愛って諦めが大切なんですよね。そういうことで、一番のテンション上がるところは何股もかけまくっている先生を無理やり押し倒すところね。あそこが一番燃える。
ということで評価としてはどろどろしてるので面白いですが、やや女性向け??かなあと思うこともありました。そんなあたりです