take_0(ゼロ) さんの感想・評価
2.7
物語 : 2.5
作画 : 2.5
声優 : 3.0
音楽 : 2.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
作品タイトルのとおりでしたー。
とある年代においては「カーラ」と言えば灰色の魔女・・・、いやなんでも無いです。オジサンの戯言です。
灰色ポイントは共通なのですが、
大分違いますねぇ・・・。
さすがに、ここまで内容がタイトルどおりだと、逆に好感がもてるものです。
作品自体は、ファンタジー世界あるあるというかRPG世界あるあるというか・・・。
観ていて、大昔にあったRPGやファンタジー世界のネタを集めた文庫の挿絵を思い出しました。
何を言っているかわからないと思いますが、1980年代あたりでしたでしょうか、ファミコン~のTVゲームに引っ張られて、PRGブーム、ファンタジーブームの時代があったのですよ。
その年代の終盤にはTTRPGも日本に根付き始めました。
D&D(Dungeons & Dragons)あたりが最メジャーでしたかね、その後、国産TTRPGとして「ロードス島戦記」なども作られていたはずです。
で、そのネタや豆知識様にたくさんの資料的、ネタ本的な書籍が数多く発行されました。
アイテムコレクション、モンスターコレクション、スペルコレクション、トラップコレクションなどなど、私もまだどこかに一式持っているはずです。
この挿絵にズッコケパーティの姿が数多く描かれていましてね。
そのゆるーい雰囲気を思い出したのです。
・・・だからどうしたという話をしてしまいましたが、この作品はそういったゆるーい世界観だなぁと。
そして、初級Lv100のアルヴィンが、めんどくさいヒーラーと行動を共にしていると、数々のモンスターが道中を共にします。
仲間が増えていくと言えば、増えていくのです、今までのケースならば私の好みの作品という事になるのハズなのですが・・・。
ハッキリ言っておきましょう
「違う!!そういうことじゃねぇんだよ!!」と。
と、言った感じで、終始タイトルどおりのコメディ作品です。
良い点があるとすれば・・・。
まぁ、タイトルに偽りなし。
楽に観れる。
カーラの声質が独特で涼やかで気持ちよい、かな。
(声優さんが上手いとは言っていない、下手でもないけど)
アルヴィンとカーラのカラミがお約束の安心感。
カーラがちょっとウザかわいい。
ってところかなぁ。
とにかくカーラのめんどくさいしゃべりをクリアしたうえで、
アルヴィンとカーラのカラミもクリアしないといけません。
コレが出来ない人には厳しい作品かもしれませんね。
ある意味、合う合わないがはっきり出てくるかもしれません。
私は、ながら見的な視聴でしたし、もともと動画を観て爆笑したりする方ではないので、淡々と見てしまった感じでした。
ちょっと視聴してみてツボにはまる方にはお勧めできるかもしれないと思いました。
ちなみに、物語的なものはあまりなく、その都度の漫才を観ているような感じでした。
ご参考まで。