徳寿丸 さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
ボールルームへようこそと比べてしまうと・・・
原作未読(2022.7)
OPはYUKIさんで、自分は「坂の上のアポロン」以来かな。製作もMAPPAさんという事で期待もあり、最後まで楽しんで視聴したのですが、何かちょっと足りないというか、何なんでしょう?
因みに「ダンスール」とは仏語でバレエで男性舞踊手の事のようです(女性はダンスーズ)。
姉のバレエの発表会で一人のバレエダンサーの演技に心を奪われた主人公はバレエを習う決心をしますが、直後の父の死をきっかけに気持ちを封印しバレエとは無縁の生活を8年間送ります。中学生になり、親がバレエ教室を営む転校生と出会い、彼は再びバレエへの憧れを思い出し運命の歯車が動き出します・・・。
中々に登場人物が曲者揃いというか人間味が濃いです。特に主人公は厄介です。人によって好き嫌いが分かれると思います。特にアニメの中盤以降はその無自覚な感覚だけで行動してしまう為、あまりに自己中的にも映ります。しかし、まだ14歳ですからね。その辺はやたら空気読む事ばかり優先する子供なんかよりいいじゃない?位で見てあげるべきかも知れません。なんせこの作品、天性の才能が全てって言われてるような気持ちになりますし、主人公はその才能の塊なわけで。
何か足りない・・・それは才能がなくては努力でどうにもできないという絶対的否定の上に更なる努力を強いられる絶望感と舞台での演技シーンが1回しかなかった事ですかね。
先が気になるのでちょっと続き読もうかなぁ。
私のツボ:スクールに子供は戻ってくるのだろうか?