「機動戦士ガンダムNT(アニメ映画)」

総合得点
68.3
感想・評価
121
棚に入れた
486
ランキング
2172
★★★★☆ 3.6 (121)
物語
3.4
作画
3.9
声優
3.5
音楽
3.7
キャラ
3.4

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ネタバレ

Kikuta さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

オカルト同人ユニコーン

UCは傑作となるべき作品だったのに、ラストのオカルト展開でやらかしてしまったが、NTはそのダメな要素に焦点を当ててしまい目も当てられなくなった作品。

・作画 
 UCの続きでここまで良くレベル下げたなと。
 テイストも違うし映画なのにクオリティ低すぎ。

・キャラクター
 凡庸で厨二病的な主人公、鳥になりたいに笑った。
 ガンダムで珍しいピュアな童貞の妄想的女性像リタ。
ララァはシャアへの愛情優先という人間味があったが。
 落第者として扱われ捻くれたという設定を忘れさせる
ほど、終始性格破綻しキレていたラスボス。
 全体的に浅い人物描写はキツかった。

・ストーリー
 元々はニュータイプは誤解ない認識力で先読みや勘が優れる設定に、サイコフレームで意図せず強大な力を発揮してきた。ただ奇跡の代償としてカミーユはシロッコの思念まで取り込み発狂、アムロは消息不明となる。
 UCで制御可能な超能力となる事が示され、NTでは残留思念のみで超能力を発動するフェネックス等インフレに歯止めが効かず、もはやリアルロボットものではなくなっている。そもそも奇跡だったものをサイコフレームという技術で制御するってスケールダウン感がすごい。
 改めて富野氏が逆シャアで区切りをつけ、F91以降はニュータイプ思想を控えた事の正しさを証明した。
 記憶をセーブして肉体を越えるとかオカルト思想に傾倒したミシェルは友情よりも狂気のキャラとして描くべきで、福井のニュータイプ=オカルト教に納得できる人は少ないだろう。
 
 UCの人物描写や作画から格段にレベルが落ち、ストーリーもUCの悪い部分で作った作品、同人ガンダムというより同人ユニコーンだね。
 

投稿 : 2022/07/16
閲覧 : 160
サンキュー:

3

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