ローズ さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
シャミ・モモ・ミカン
千代田桃に対して果たし状を書いた吉田優子(シャミ子)。
遊びの誘いだと勘違いした桃はウキウキ気分でシャミ子と遊ぶ。
桃と陽夏木ミカンは吉田家の隣人となり、一緒に謎を解明しようとするのであった。
2期は全12話ですが、一番盛り上がるのは6話目でしょう。
千代田桃の姉で先代の魔法少女である千代田桜。
シャミ子がバイトをしている喫茶店のオーナーの白澤の証言と
優子の妹の研究から10年前の桜の状態を推理します。
・桜のコア状態である白い猫。
・優子が入院していた病院。
偶然(?)が一致しました。
シャミ子の過去を調べる事となります。
10年前のシャミ子は体が弱く入院中。
イヤな記憶に活動を阻まれるシャミ子。
ピンチで危機一髪という時に、声が聴こえてきます。
アドバイスに従い夢の中で武器を使用。
悪夢を排除します。
そして、その声の主が……{netabare}魔法少女である千代田桜。{/netabare}
何故、桜が桃と会えないのか。
何故、桜のコアが優子と関係あるのか。
10年前のシャミ子と桜に関係がありました。
過去の出来事を告白した桜。
真実は優子の心の中に……
{netabare}モ「桜のコアがシャミ子の魂を支ええているかぁ……。他に何か言われた事ある?」
シ「桜さんが消える前にこの街を守ってくれないか、みたいな事を頼まれました」
モ「そんな事を言ったんだ」
シ「冷静に考えたら、そんなの絶対に無理です。何とかコアを取り出して桃に返したいんです」
~(中略)~
モ「姉のコアはしばらくシャミ子が預かっていて」
シ「それだと今までの桃の頑張りは」
モ「姉がここにいる事が分かった。今はそれでいい。
姉も言っていたんでしょ、いつか超強い魔族になったらコアは取り出せるって。
それまで待っているよ」
シ「超強い魔族になるなんて七生かけても無理じゃないですか」
モ「なれるんじゃない」
シ「適当過ぎる」
モ「街を守るっていう桜のお願い、強くなるためにもやってみたらどうかな。私、手伝うよ」
シ「そもそも、ここは桃の街で」
モ「コアの、姉の居場所がわかると、私がこの街に固執する理由、あんまり無くなっちゃうんだ」
シ「桃……」
モ「だから、これからはシャミ子が笑顔になれるだけの、ごくごく小さな街角だけを全力で守れたら。
それが私の新しい目標になる気がするんだ。だから、考えてみて」
シ→シャミ子 モ→桃 発言者の名前
{/netabare}
部分ネタバレの中身は、6話目終盤のシャミ子と桃の会話の抜粋です。
(文字おこしなので、間違えている箇所があるかもですが)
いやぁ~、良い最終話ですね。
と、思ったら6話目。
全12話構成の中盤です。
こんな会話のやり取りをされたら、もう十分でしょう。
6話目以降は小ネタ満載という印象。
たしかに笑える要素があるのですが、威力は大きくないですね。
夏祭り・動物園・学校の新学期・ミカンの呪いなどを描いていますが、
6話目のインパクトを超える事は無さそうです。
日常系・コメディ作品としては、十二分に面白いのですが、1期と比べると弱いかもしれません。
しかし、新キャラの登場やシャミ子と桃の関係進展など見どころは沢山あります。
とりあえず、6話目まで視聴してみて下さい。