どどる さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
メインヒロインがかわいいと、しあわせな時間が長い
アリスちゃんがめっっっちゃかわいい。
自称人の心とかないアンドロイド美少女。いや、悪の組織製で良心がないだけで心はめっちゃある。
性格キツいと言えばキツいけど、ぜんぶ可愛げにしか見えない。
声とテンションが低いからか、ズケズケ言ってもキツさがない。
声が甲高かったら印象違ったと思う。
そして、アリスちゃんと6号が同じような性格なのが良い。
悪の組織の構成員として、価値観を共有している。
バディと言えば正反対というのが王道だけど、二人で仲良く悪だくみも良い。
あれをああしようぜ。分かった。だが、こうしたらもっといいぞ。さすがだなアリス。へっへっへ。ふっふっふ。
テンポがよくて気持ちいい。
グリムちゃんもエロかわいい。
なんで6号とグリムちゃんは出会って初日にえっちをしてないんだ…? と思っていたら、最終回に「グリムは地雷女だし」と言っていた。
確かに一発やったら、独占欲とか嫉妬から来る呪いがすごそう。そういうところ考えて行動していたのか…6号…。
全体に作品のふんいきが良い。
欲望が肯定される世界観というか、居心地がいい。
毒は結構ある作品かも。
コメディのオブラートで覆いながらも、死ネタ、知的生命体を食べる文化、人肉食、獣姦レ〇プなどの小ネタ。
ヤバいネタは未遂で終わりがちだけど、鍋の中でオークの頭が煮えている絵はなかなかどうなんだ。
6号とアリスちゃんの日ごろの行いも、しっかりと卑怯で悪い。
それでいて根本の部分では「戦争では正々堂々戦うよりも、卑怯に徹したほうが被害が少ない」というような、優しい部分もある。
そっちが本質だと感じられる作りになっているから、ヒドいネタも平気なのかも。