ハニワピンコ さんの感想・評価
2.7
物語 : 2.0
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 2.0
状態:途中で断念した
極 究極 天下一の逆説
こういう、最初から「友情 友情」言った後に敢えて全員を怪しく描いて、それを乗り越えて結局友情が大事なんだよねーって言うのを描きたい作品って言うのは分かっているんだけれど、その透けたテーマがとても気持ち悪くて受け入れられないタイプの人間なんだ
第一それぞれの言動も違和感があり過ぎて、伏線というか後々のための一旦描写としか見られない様な部分も多くて気になって仕方がない
ある種テーマ全力投球で、キレイゴトを並べに並べた作品ということを自覚しているならコントロールが出来ていたのかもしれないが、“トモダチゲーム”と銘打って書き殴られた割には、視聴者がその気持ち悪さを全て受け入れると思ってコントロール出来ていると勘違いしているかの如き展開についていけないかな
{netabare}
『バクマン。』の「シンジツの教室」の時のくだりを思い出した。究極の逆説がなんとかかんとか。あれは作中作で一部しか出てきてないけれど、それでもテンポの良さとデスゲームの基本を行いながらその裏の作者のメッセージを読み取らせるという構成は、面白く見えたのだけれどね。そのメッセージも高木が説明して初めて分かったから、メッセージ全力投球の割には臭さを感じなかったのかな
{/netabare}