くらま さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
マジカルミドリ、ミドリと言えば?
そうです。
定期的に開催される独りマジカルミドリの際、高確率で一人目に選ばれるミドリ。
ミドリ大好きなでお馴染みの当方。
推しミドリであり代名詞でありミドリ界隈筆頭格ミドリ。
そう、ピッコロさんが主役の映画です。
え?オレンジじゃないか?
夕張メロンはオレンジですよね。
メロンは一般的にはミドリ色ですよね。
つまりオレンジはミドリ。
恥ずかしくて口には出さないものの皆さんも大好きであろう、あのDB一の母性本能を持つと言っても過言ではないあのピッコロさんが大活躍ですよ。
しかしピッコロさん推しは社会では異端扱い、迫害を受ける事もあるとかないとか。
ピッコロ狩り、踏み絵、塩かけると縮みそう、SNSでのいわれなき炎上。
そんな社会など、そんな世界などになんの価値があろうか。
いっそ滅ぶべき。
そんな人生を過ごしてきたピッコロさん推しからしたら感謝しかない脚本。
しかも原作者が関与という正当なる正史。
正史ですぞ。
ソーリー。
冷静沈着ミドリたる私ともあろうものが興奮してしまいました。
落ち着きませう。
もうね、冒頭からピッコロさん、パンちゃんの親です。
なんなら親より親。
悟飯夫妻はピッコロさんの事をわかり過ぎてて甘え過ぎです。
ピッコロさん、もうね、ただ単に孫をかわいがってるだけですね。
こんな感じのピッコロさん、なぜこう萌えの権化と化したのか考察も捗ります。
雌雄同体であるナメック星人の本来持つ属性なのか。
神様の方なのか、そもそも親であるカタッツ由来なのか。
はたまたネイルさんなのか。
ピッコロ大魔王の悟空がぶち抜いた部分(実は悪の部分、悪の要素で、タマゴに引き継がれなかった?)が関係していたり、とか。
もうね、いずれにしろ終始パンちゃんとのやり取りがほのぼのとたまりません。
悟飯との師弟関係も良かったですね。
この脚本。
原作の良いところ、
“わかってる“
作者ですね。
ただ批判的な意見、合わない人は少なくないみたいですね。
一向に構わん。
なぜなら、ピッコロさんが主役であった事実は変わらぬのです。
それに我々八百万のピッコロさん派閥は多様性を容認しております故、物騒な物言いは一切。
少しコミックの話し。
{netabare}DBは『もうちょっとだけ続くんじゃ』の前まで。
正確には七つ集めると願いが叶う、というドラゴンボールというモノがあるのですが、それを集めてたシナリオ。
だいぶ空いて悟飯の学校編。
が好きな人は合うと思います。
ただここら辺、DBとしての人気は芳しくなかったらしいです。
“こちら側“としては
え?うそだろ、と。
ドラゴンボーイでの反響からの連載化。
正しくは別作品ですがね。
連載化により、
“解る界隈〝
の比率の低下、なのでしょう。
よくある話しでアンケート人気が出なくて方向転換、打ち切り。
打ち切られなくて良かったですね。{/netabare}
全編通じて好みになりますが、今回のスーパーヒーローズは特に当方好みのDBなのでご満悦。
{netabare}ピッコロさんは我らのヒーローでした。
悟飯はパンちゃんとピッコロさんのヒーローでした。
正しき二人の戦士はヒーローでした。{/netabare}
まさにスーパーヒーロー。
ただDBとしては正解なのですが、気になる事はありました。
{netabare}初代総帥の息子。
まあやってる事は世界征服なので悪、恐怖のRR軍再来ではあるのですが、それを上行くピッコロ大魔王もおらず、まあラスボスはヤバくあれど人レベルの悪意はたかがしれている世界なんですよね。
個人的には息子は退場ではない方が良かったかな、と。{/netabare}
もう少し良いやり方もあったかな、と。
原作準拠ではありますが、ちびっ子達も観賞しますのでね。
残念ながら、異端な扱いを受ける作品なのでしょう。
個人的には外伝的な作品として発展して欲しいですね。
最後に。
DBのヒロインたるもの。
えぇえぇ。
わかってますとも。
界隈としてはヒロインは“ブルマ“一択。
鶴の一声。
鶴の。。。
鶴ぇ。。。
今まで、ありがとう。
そして新たなブルマをありがとう。
見どころを作ってくれてありがとう。
(注:ブルマはキャラクターの名前です、念のため)
ちなみに当方一番好きなDBギャルズは“マイ“です。