「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語(アニメ映画)」

総合得点
86.8
感想・評価
1963
棚に入れた
9968
ランキング
185
★★★★★ 4.2 (1963)
物語
4.2
作画
4.3
声優
4.2
音楽
4.3
キャラ
4.2

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ネタバレ

カミタマン さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

カマンベール カマンベール

2022/07/11 初投稿
2022/07/14 加筆・タイトル変更(ネタバレ回避のため)

あの,「まどマギ」の新ストーリーでの劇場版です。
いやが上にも期待は高まります!
一方で,不安も禁じ得ません。
なんせ,「まどマギ」といえば1クール物の教科書のような完璧な着地を決めた伝説の作品です。
いかなる,ストーリーを持ってしても蛇足感が拭えない予感がします。
いいところ,「シュタゲゼロ」のように,繰り返しの途中の物語にスポットを当て上手いことTVシリーズの物語を拡張・補完する感じでしょうか。


というわけで,期待と不安が交錯する中,視聴を開始すると・・・

なんと言うことでしょう!!
映像が美しいです!尋常じゃ無いレベルです!!思わず驚嘆の声が出そうになります!!!
商業アニメーションというよりは,作中のどのシーン,どのカットも芸術として成立するレベルと感じました。
作画に注いだ労力・技術・拘り・資本そしてなによりセンスとアイディア賞賛しかありません。
とにかく,見ていて快感です。

一方,懸案のストーリーはと言うと
何か既視感がある,というか・・・
{netabare}
ズバリ「うる星やつら2 ☆ビューティフル・ドリーマー☆」でした
序盤 ナイトメアと戦う魔法少女達の日常=繰り返される文化祭前日
中盤 ほむらとさくらが喫茶店(?)で会話するシーン=温泉マークとさくらさんが喫茶店で会話するシーン
そこからの異常に気がついた後に見滝原から出られなくなるシーン=友引町から出られなくなるシーン
以下省略

おそらく
この作品は,ビューティフル・ドリーマーのリメイクなのでは無いでしょうか?
押井守が「うる星やつら」という作品を使いビューティフル・ドリーマーを作り上げた
そして,総監督か監督かは分かりませんが,本作は
「まどか☆マギカ」という作品を使い,現代のアニメーション技術でビューティフル・ドリーマーのリメイクを行った。と捉える事ができる
予想の斜め上を行ったストーリーでした。
{/netabare}

ちょっと終盤,ストーリーがごちゃごちゃしすぎて理解できないところもあったのが少し残念でしたが自分はかなり満足でしました。


2022/07/14 加筆部分
大切なことを書き忘れました!!
べべが可愛かったです(^0^)/
カワイイだけじゃ無くアートでした!!

投稿 : 2022/07/14
閲覧 : 313
サンキュー:

18

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