スプリット さんの感想・評価
3.9
物語 : 3.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
子どもがエースのホームコメディー
2022春アニメ新作で最も注目度が高い作品。
EDの『喜劇』が示す通り、気楽に見れるコメディ作品と感じた。
{netabare}
〜物語の評価☆3.0〜
最初のインパクト、設定は完璧だった。
しかし題名とは裏腹にどこか日常系が強すぎる違和感があった。
アーニャが学校に入学してからの物語の評価は大幅な右肩下がり。
出オチとまでは言わないが物語として見るなら一番この作品では落ちる部分かなと感じた。
〜声優の評価☆4.5〜
完璧と言えるキャスティング。
メイン声優3人はもちろんのこと、脇を固めるキャストも素晴らしい。
〜キャラの評価☆3.5〜
アーニャのキャラ設定は率直に天才。
孤児院の頃、親の話、ぱっと思いつくだけでも深掘りができるキャラ。
ロイドも同じくそう。がスパイにしてはわきが甘いかな笑
コメディとスパイというどこまで突っ込むか現象が自分の中で生じている。
ヨルさんがいる限りこの家族は平和だろう。あまりに強すぎて緊張感が薄れるくらいだ。
〜作画の評価☆4.0〜
WITとクローバーのタッグで日常系なので作画の心配はないだろう。
話が弱いところを演出でうまく補おうとしている。
〜音楽の評価☆4.5〜
ただ有名アーティストを使っているわけでなく歌詞に注目すると作品のための楽曲とわかる。
OPEDともに素晴らしい。
作中で流れるBGMもいい感じ。文句なし。
とここまで評価をつけてわかったが、この作品は減点方式でみれば評価は高くなる。
が加点方式で見るとプラスがそこまでないと感じた。
良作であることは間違いないが、名作と呼ぶには及ばない。
良くも悪くもアーニャにかかっていると感じた。
2クール目は出だしの設定で評価を稼ぐことはできないので、ここからがこの作品の評価に大きく影響を及ぼす。
{/netabare}