nyaro さんの感想・評価
4.0
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 5.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ヒロインはルウリィ、本編はOPEDです。
ヒロインはルウリィで、本編はOPとEDですね。さすがにレビュー書いている人は少ないですが、NHKの平日の帯アニメみたいで、10分で130話を1年間で放映したみたいです。
内容は北欧の童話で原作付らしいですが、ルウリィというキャラがオリジナルだそうです。このルウリィというキャラを配置した理由は、おそらく子供向けアニメに子供が絡まないからだと思います。
しかし、日本のアニメーターは性癖を隠さないので、置かざるを得ない湧き上がる衝動があったかもしれません。なんといっても声優が島本須美さんですからね。
以前見たとき私もルウリィ回の満足度は非常に高かった…というより出てないとがっかりしたので、人の事は言えません。ルウリィ回は3話か4話に1回くらいです。ルウリィ回で検索すると登場回のDBは出てきます。
ネタバレするとルウリィは{netabare} 妖精{/netabare}なんでしょう。
そしてOPEDの飯島真理さんの澄んだ歌声は最高です。10分のうち2分15秒をこのOPEDで占めますが、不満はないしむしろこの曲が目的で本作を見るようなところもあります。本編は曲だ、と言っても過言ではありません。
と、まあ、現代のアニメに染まっているので飯島真理さんとルウリィ推しになりますが、ファンタジー作品として決してつまらないわけではないし、癒し成分もあります。家族で楽しめる内容なので、たまにはいいと思います。
83年のショートアニメがサブスクにあるんですからそれだけ支持されているのでしょう。
本編も曲を抜かせば8分ありません。「昔のNHKアニメ」のレベルの高さを堪能するのに丁度いいです。